補助第26号線(南長崎) 進捗状況2021.3

豊島区で事業が行われている補助第26号線(南長崎)の進捗状況を見てきました。

2014年に事業認可を得て東京都が事業を行っているものです。特定整備路線の1つです。

事業概要

補助第26号線品川区東大井一丁目から板橋区氷川町に至る延長約22,350mの都市計画道路です。このうち上記で示した区間では、「南長崎区間」として道路を新設する事業を行っています。

施行者は東京都で、都市計画法の事業認可は2014年3月24日です。事業延長は約320mで、幅員20mで2車線の道路となる計画です。

施行者東京都
延長約320m
幅員20m
車線数2
事業施行期間2014年3月24日~2025年3月31日
2021年4月12日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

補助第26号線

補助第26号線では上記図の通り事業を行っています。他の区間の記事については下記よりご覧ください(未掲載箇所あります)。

大山中央
千早
南長崎
江原町
江古田
東北沢
代沢
三宿
目黒中央町
平塚橋
豊町

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間南端(地図

千川通り南長崎通りと交わる交差点が事業区間の南端です。セブンイレブンがある交差点です。

セブンイレブンの前面部分や、左側角の土地の取得がされていました。

現在ある道路を幅20mに拡幅するもので、場所によって現道の東西への拡幅幅が異なります。車線数は「2」で計画されています。

なお、この路線は「木密地域不燃化10年プロジェクト」における特定整備路線に選定されていて、用地の取得には東京都道路整備保全公社に委託されています。

②踏切南側(地図

用地の取得が進んでいました。

東京都のサイトによると、2020年4月1日現在の用地取得率は64%とのことです。

③西武池袋線と交差する「東長崎3号踏切」(地図

西武池袋線と平面交差します。道路拡幅後も平面交差となる計画で、踏切は残る計画です。
踏切に並行して地下道「千川通り地下道」も整備済みです。

なお、2004年に東京都が策定した「踏切対策基本方針」において、椎名町駅付近~桜台駅付近は「鉄道立体化の検討対象区間」に選定されています。ただし、現在のところ事業化に向けた話はなさそうです。

④踏切北側(地図

踏切の北側は片側に歩道がない場所もありました。

⑤事業区間北端(地図

この先は都立千早高校付近までの区間は4車線で完成しています。ただし、パーキングメーターがある関係で実質2車線です。

この写真の右側には、補助第172号線という都市計画道路が山手通りまで事業中で、現在用地取得が進められています。

撮影日:2021年3月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. kn より:

    東上線も大山駅付近で立体化する計画が有るらしいですね。
    日大病院の横の旧道から川越街道を抜け。豊島病院の通りを通って国道17号に出ていましたが。
    このルート直進出来ると良いですね。

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      補助第26号線(大山中央)および大山駅付近の立体化については29日に公開予定ですのでよろしくお願いします。

  2. 環状6.5号線 より:

    此処の区間は中野通り~すぐ北側の4車線に挟まれています。
    一応2車線の計画ですが、幅員から予想するに江原町交差点は右左折直進がそれぞれ独立した形、他は4車線(但しパーキングメーター付き)になりそうでしょうか。将来の交通量増加(山手~環七の抜け道的)に備えてまさか自転車道を作るなんてことは無いと思いますが・・・。

    仮に自転車道出来ても逆走・携帯・信号無視・歩道や車道走行が蔓延するのは目に見えているので(^_^;

    • yunomi-chawan yunomi-chawan より:

      第四建設事務所事業概要によると、南長崎区間の標準的な構造は、車道9mの両脇に幅員5.5mの歩道等を設けるものとされています。
      現在の東京都において、幅員20mで4車線はありえませんし、構造令的にも無理があります。

      設計図を見ていないので断定はできませんが、基本的には、要町三丁目交差点以北のように、歩道等は自転車歩行者道とし、色や看板によって走行部分を明示する形になるものと思われます。(※ただし、要町三丁目交差点以北は車道幅員11mなので若干構造がことなります)

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