日野市で事業が行われている日野3・4・3号落川平山線(三沢Ⅱ期)の進捗状況を見て来ました。
川崎街道のうち、高幡変電所前交差点付近~高幡交差点付近間を拡幅するものです。

事業概要
日野3・4・3号落川平山線は日野市百草から日野市平山五丁目に至る延長約5,670mの都市計画道路です。このうち上記で示した区間では三沢Ⅱ期として道路を拡幅する事業を行っています。
この道路は川崎街道という通称道路名が設定されています。拡幅前の現況幅員は約10mで2車線となっています。
施行者は東京都で、都市計画法の事業認可の告示は2015年8月20日です。事業延長は約790m、計画幅員は18mで2車線となる計画です。
基本データ
施行者 | 東京都 |
延長 | 約790m |
幅員 | 18m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2015年8月20日~2029年3月31日 |
2024年4月1日時点 |
最近の発注状況
工事 | ||
---|---|---|
発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません。 | ||
2023年度以降は未発注 |
委託 | ||
---|---|---|
発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません。 | ||
2023年度 | 地質調査及び路床土調査(5南西-日野3・4・3[三沢Ⅰ・Ⅱ期]) | ソイロム株式会社 |
2023年度 | 橋梁予備修正設計(5南西-日野3・4・3[三沢Ⅱ期]) | パシコン技術管理株式会社 |
2024年度 | 地質調査(6南西-日野3・4・3[三沢Ⅱ期]) | 株式会社ダイエーコンサルタンツ |
2024年度 | 橋梁予備修正設計及び切廻し道路詳細設計(6南西-日野3・4・3[三沢Ⅱ期]) | パシコン技術管理株式会社 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)

事業区間の西端です。
程久保川を横断する三沢橋も拡幅する計画のようで、2024年度には橋梁予備修正設計と切廻し道路詳細設計が発注されています。
現在の橋の幅は中途半端に広いため、どのように拡幅するつもりなのでしょうか。(全面架け替えなのかな?)

京王動物園線と交差する部分では、京王動物園線の橋梁を拡幅する工事が引き続き行われています。
工事は東京都が京王電鉄株式会社に委託し、京王電鉄が東急建設株式会社に発注して行われています。
もう5年近く工事を行っていますがまだ続いています。鉄道工事はき電停止後に行わざるを得ない作業が多いため、工事期間が長引きがちです。
すでに旧橋台の撤去が行われているようでした。

その他の区間では引き続き用地の取得が行われています。
東京都のサイトによると、2024年4月1日時点の用地取得率は59%で、1年前から2ポイント増加しました。
東京都発注の工事は行われていません。

高幡変電所内では既存建物の解体が行われていましたが、変電所敷地は道路予定地はほとんどかかっていないので、道路とは関係のない工事なのかな。
事業区間はこの先までで、その先百草園駅側は三沢Ⅰ期として事業が行われています。
撮影日:2025年2月1日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント