東京都等が進める東村山駅付近連続立体交差事業で高架化する東村山駅にあわせ、東村山市が駅周辺で進めるまちづくりの一環で、東口広場のレイアウトの変更を計画しているものです
東村山市では、2024年3月に『東村山駅東口駅前広場再整備基本計画』を策定し、
1 まちの顔となる東村山らしい魅力ある交流空間を創出します
2 東西のまちの一体性・連続性を確保します
3 歩車分離された安全で歩きやすい駅前広場にします
4 必要十分な交通機能が適切に配置された便利なロータリーにします
が方針として掲げられています。
市のホームページによると、今回の実証実験は方針の1と3の実現に向けたものということです。
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当日は各所に誘導員と市職員が配置されていました。横断歩道にはバリケードがされ渡れなくなっていました。
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タクシープールは閉鎖され、キッチンカーを営業。広場には芝生に見立てた人工芝やベンチ、机などが設置され、飲食ができる空間として開放されていました。
これまで何度も東村山駅には来ていますが、ここまで人が立ち止まっているのを見るのは初めてかもしれません。
2020年に公布・施行の改正道路法で、「歩行者利便増進道路」いわゆる「ほこみち」の制度が新設され、歩行者利便増進道路に指定された道路では歩道等の中に歩行者の滞留・賑わい空間を定めることが可能となりました。また、同道路では占用の特例が認められ、これまでよりもより柔軟な道路の使い方ができるようになりました。
撮影日:2025年2月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
郊外駅の宿命として、送迎自家用車の流れの問題はどうなっているのでしょうか。噴水周回部は全面、車両待機可能となったのでしょうか。
本来それは駄目でしょう。
そもそも待機はよくないです。
都内どこ駅前広場も、一部を除き、一般車の乗降場は作っても待機場は作っていません。
なお、今回は実証実験ですので、そうした需要予測などは交通広場の設計の中で行っていくはずです。