③寺田地区

寺田地区付近では、上記赤色で示したような工事が行われていました。
盛土工事

この写真の手前側は、開削トンネル設置のため一度切土されていましたが、今回はトンネルを埋め戻したり、側道設置のため盛土をするようです。
また、写真奥の部分では切土掘削し、大型ブロック積擁壁の設置を行っています。
徐々に将来の道路形態まで掘削などが進んできました。
榛名跨道橋が開通

「R5国道20号八王子南BP寺田跨道橋上部工事」で施工されていた跨道橋は完成し、供用開始していました。
工事時点では「寺田跨道橋」という仮称でしたが、完成後は「榛名跨道橋」と命名されています。隣接する榛名神社が由来と思われます。

この跨道橋は、もともとこの部分にあった道路(赤道)を復元する目的と思われ、幅員は最低限です。
切土・盛土等の工事
榛名跨道橋周辺では、前出「その23工事」のほかに、複数の土工が行われています。

この山は、これまで何件も掘削工事が発注されてきました。徐々に将来の道路面付近まで掘削が進んできました。

正面の高架橋は大船寺田高架橋(仮称)です。
掘削が進み、将来の道路線形が想像つくようになってきましたね。
法面下部の擁壁整備も進んでいます。

この部分は、側道からめじろ台グリーンヒル通りの交差点に至るスロープ設置のため盛土を行う模様です。
写真右側は上り側道ですが、まだ盛土施工前のため、大きな段差があります。
大船寺田高架橋(仮称)

市道横山32号線、めじろ台グリーンヒル通り、都道506号などを跨ぐ大船寺田高架橋は、赤色で示した工事が行われています。
上部その2工事
工事件名は、「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その2工事」で、2025年3月31日までの予定で、日本ファブテック株式会社が施工しています。
P13・P14・P15橋脚の躯体及びP13~A2橋台間桁製作・架設などを行うものです。

日本ファブテック施工「その2工事」施工範囲は、既に桁架設が終わっていますが、吊り足場が設置され、何らかの工事をしているようです。
上部その1工事
一番都心側では、P3・P4橋脚の躯体と、A1~P5間の上部工事が行われています。
工事件名は「R4国道20号八王子南BP大船寺田高架橋上部その1工事」で、2026年1月30日までの予定で、古河産機システムズ株式会社が施工しています。

既に下部工はほぼ完成しているようで、現在は八王子みなみ野シティ西交差点部分で桁架設工事をしていました。
※前回工事で施工中だった「その3工事」は終了していました。

まだ桁架設を施工している段階で、下から見ると空が見えます。
相武国道事務所ウェブサイトによると、工事のため、11月にも夜間通行止めが予定されています。
この橋梁では、次回工事となる「R7国道20号八王子南BP大船寺田高架橋床版工事」が既に入札済みで、佐田建設株式会社が施工する予定です。
このほかの区間(東側の区間)は変化がないので割愛します。こちら側の工事もそろそろ何か動きがないのでしょうかね。北野街道の拡幅もしないと、結構まずいことになりそうですが、
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都市計画道路放射第5号線・東京八王子線は東京都千代田区の半蔵門交差点から東京都八王子市の高尾山ICに至る都市計画道路です。上記の通り未開通の区間で事業中です。
23区内:放射第5号線
三鷹市内:三鷹3・2・2号東京八王子線
小金井市内:小金井3・2・2号東京八王子線
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国立市内:国立3・3・2号東京八王子線
日野市内:日野3・3・2号東京八王子線
八王子市内:八王子3・3・2号東京八王子線
それぞれの区間については下記をご覧ください。
①放射第5号線(高井戸東)
②放射第5号線(高井戸西)
③放射第5号線(久我山)
④三鷹3・2・2号東京八王子線
⑤府中3・2・2の2号東京八王子線及び国立3・3・2号東京八王子線
⑥国道20号日野バイパス(延伸)
⑦国道20号日野バイパス(延伸)Ⅱ期
⑧国道20号八王子南バイパス
撮影日:2025年11月2日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。








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