②ゆりのき台付近
ゆりのき台付近では、上記赤色で示したような工事が行われていました。
切土工事
医療センターの先では、引き続き工事ヤードを設けて工事が行われています。
左の現場事務所は先述の鹿島建設トンネル工事のもので、トンネルはこの付近までが施工範囲になっています。
この部分では引き続き切土工事が進められています。
工事件名は「R4国道20号八王子南BP館地区改良その21工事」で、株式会社新井組が施工しています。看板類が見当たらなかったので工期等は不明です。
自治会の掲示板に掲示されていた工程表には、この週に片付け工を行うと記載があったため、この時点で既に現場撤退しているのではないかと思われます。
この切土工事は、今後も別工事で続けられるものと思われます。
なお、この赤道の付替えに伴う「館跨道橋」の上部工整備工事は、上部工について「R4国道20号八王子南BP館跨道橋上部工事」の入札が2023年3月に行われましたが、取りやめとなっています。
この入札では、不調不落対策として、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」及び「材料単価の公表」の試行、並びに「余裕期間制度(フレックス方式)」及び「難工事指定」を採用して入札を行っていました。
写真手前側(法面の色が変わっている付近)の切土を主に行っていました。
殿入高架橋上部工事
殿入川などを横断する殿入高架橋(側道・本線の計4橋)の上部工事は完了したようで、看板類は撤去されていました。
完成した橋は、桁高を小さくできることなどが特徴のプレビーム合成桁橋です。
側道橋には既に高欄や車両用防護柵が設置済みでした。
市道横山681号線の切回し工事
市道横山681号線交差部分を施工するために、市道を切回すための盛土工事は、先述の「R4国道20号八王子南BP館地区改良その21工事」により、株式会社新井組が施工しました。
設計変更されたのか、切回し道路まではせず、盛土までで工事は完了し、現場は撤退している模様です。
切回し部分と工事用道路の舗装工事は、「R5国道20号BP改良他工事」により、世紀東急工業株式会社が施工する模様です。
自治会掲示板にあった工程表によると、3月中旬ぐらいから現場に入るようです。
なお、看板類は見当たりませんでした。
なお、市道横山681号線は将来的に八王子南バイパスの側道を跨ぐ形となります。4月3日公表の2024年度の発注予定に、この部分と思われる橋梁下部工事が掲載されています。
殿入川の改修工事
八王子南バイパスとは直接関係はありませんが、バイパスが横断する殿入川では、河川改修工事が八王子市の発注で行われています。
工事件名は「殿入川改修その1工事」で、2025年8月30日までの予定で、黒須建設株式会社が施工しています。
河川を付替えて、護岸を整備する工事のようですね。
看板の記載によると、工事は複数回に分けて施工されるようです。
現在の殿入川はこんな感じの河川です。
なお、これより上流の八王子南バイパス交差部分では、バイパスの擁壁や補強土壁、殿入川の改修を行う「R5国道20号八王子南BP館地区改良その22工事」が入札済みで、中部土木株式会社が施工する予定です。
川は下流から整備するのが基本ですので、八王子市発注の工事はバイパスに連動したものと見てもいいような気がします。シランケド
コメント
八王子医療センター前交差点は、3月下旬に仮設信号機が設置され、警備員は居なくなりました。
見てきました。
いつも楽しく拝見しております。
2ページの写真⑥の市道横山681号線ですが、「5月16日ごろ道路切回し予定」との告知看板が立てられていました。
先ずは情報まで。
情報ありがとうございます。
既にご覧になってらっしゃると思いますが、5月23日に更新された相武国道事務所のホームページに、館第二トンネルの施工状況について以下の報告が掲載されていました。
八王子医療センター駐車場より東側の工区にて、硬質の頁岩(けつがん)による作業効率の低下が見られると。
時々付近を通りかかるのですが、掘削に時間がかかっているのではと思い見ておりましたが、このことだったのですね。
当該工区の工期は当初令和6年3月29日までと記憶しておりますが、約5ヶ月延長の本年8月30日までとなりましたけど再延長は必至というところでしょうか。
それにつれてこの西側の工区の工期も延長されるでしょうから、寺田町から町田街道までの区間の共用開始時期も令和3年4月時点での概ね5ヵ年という設定も一旦白紙と言った感じなんでしょうね。
少し残念な感じもしますが、致し方無いのでしょうね。まずは安全を最優先に、こちらとしては気長に待つつもりです。
昨日その資料を見ました。
そもそも「5年程度で開通」と発表した時点でかなり無理があるように感じますし、他の工事でも入札から1年くらいしてやっと現場着手できるような工事もあって、施工条件を理由のあてつけにしているようにしか感じません。
大月バイパスや横浜環状南線など、施工条件を理由に開通見通しを延期するのは、よくやる手段です。(実際そういう部分もあるんだと思いますが)
それと全体的に工期設定に無理のある工事が多いような気がします。
ご返信ありがとうございます。
それを伺い納得致しました。
ご指摘のあった横浜環状南線の他、横浜湘南道路も開通見込みが延長されていますし、本日アップされていた南多摩尾根幹道路も同様なのかなぁと思ってしまいます。
開通見込みがプレス発表された段階で、その時期プラスアルファで見た方が良いのかもしれませんね。
既に取材済みかもしれませんが,「八王子みなみ野シティ西交差点」や「榛名橋南交差点」に「8月1日から交差点の形状が変わります」との告知看板がでています.A1橋台からP12橋脚までの北側から南側へ道路が切り替えられるようです.
いつも楽しく拝見させていただいております。
本日(令和6年8月2日)、付近を通りかかった際ついでに八王子南バイパスの工事現場を見てきました。
➀八王子医療センター付近
館第二トンネル工事東側工区では北側部分も覆工板で覆われ掘削作業が行われています。どこまで作業が進んでいるのか外部からでは判断できませんでした。西側工区については、それに先立つ雨水管設置工事の工期が当初予定より6か月以上遅延して終了したものと思われます。したがって工事着手も概算で1ヵ年近く遅延しているのでは。
もっともこの区間については国土交通省・関東地方整備局・相武国道事務所によりこの区間については頁岩(けいがん)作業掘削による遅れが先のプレス発表にてなされていますので、そのあたりの事情も勘案した上でのものと思っています。この館第二トンネルの進捗状況が今後の開通見込みの重要な判断材料になるのかもしれません。そんな感じがします。
②ゆりのき台付近
市道横山681号線の道路切回しは終了していました。おそらく後述の大船寺田高架橋(仮称)付近の道路切回しと同時期頃・7月末日前後に完了したものと思われます。市道横山681号線の橋梁下部工事については今現在未着手と思われます。
③寺田地区
市道横山32号線A1橋台、A2橋台に足場が架けられ近々橋梁の架橋工事が着手されるものと思われます。
P14橋脚には桁の一部が乗せられ少しづつですが形を現しつつあります。
また、他の方のコメントにもありましたがロピア脇のA1橋台付近から「八王子みなみ野シティ西交差点」を過ぎ「榛名橋南交差点」の手前P13橋脚付近まで北側から南側への道路切回しが終了していました。
大船寺田高架橋(仮称)の全体像が俯瞰できるまでなりました。
来年の初めには景色が一変しているかもしれませんね。 長々と申し訳ございません。
まずはご報告まで。