福生市で事業が行われている福生3・3・30号武蔵野工業線の進捗状況を見てきました。
多摩橋通り~本町通り間では街路築造工事が行われており、早ければ年度内にも交通開放されそうです。
事業概要
福生3・3・30号武蔵野工業線は福生市大字熊川字牛浜から青梅市新町東京街道に至る延長約5,890mの都市計画道路です。このうち、上記で示した約650mの区間では道路を新設する事業が行われています。
施行者は東京都で、事業認可は2008年12月11日です。幅員25mで4車線の道路となる計画です。
施行者 | 東京都 | |
延長 | 約650m | |
幅員 | 25m | |
車線数 | 4 | |
事業施行期間 | 2008年12月11日~2029年3月31日 | |
交通開放 | 多摩橋通り~本町通り間 | 2023年2月21日14時 |
本町通り~富士見通り間 | 未定 | |
2024年3月26日時点 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
多摩橋通り~本町通り間
福生3・3・30号武蔵野工業線と多摩橋通りが交わる交差点です。写真の左側が道路予定地です。
信号機が既に設置済みでした。
多摩橋通り~本町通り間については、現在の工事開始前から大方の整備が完了している状態で、2020年度は沿道の高低差のある部分を解消する補償代行工事などが実施されていました。
現在行われている工事は、「街路築造工事及び電線共同溝設置工事(3西-福生3・3・30)」で、2022年12月中旬までの予定で、株式会社興栄が施工しています。
街路築造工事の工事区間は多摩橋通り~本町通り間で、情報提供されている設計図を見る限り、この工事でこの区間は暫定交通開放される模様です。
現在は中央分離帯の築造工事などが行われている状況です。なお、部分的な暫定交通開放となる予定のためか、暫定2車線となるようです。
中間地点には横断用の信号機が既に設置してありました。
本町通り側では、路盤が見えているような箇所もありましたが、工事の進捗を見る限りだと、今年度中の交通開放がありそうに見えます。
本町通りとの交差予定箇所には既に信号機が設置された交差点がありますが、武蔵野工業線はこの交差点には含まれず、一時停止による交差点になる予定のようです。
本町通り~富士見通り間
本町通り~富士見通り間はいまのところ大規模な工事は行われていません。
志茂立体が完成するまで開通させなくていいんじゃないかなと思います。
引き続き用地取得が行われており、東京都のサイトによると、2022年4月1日現在の用地取得率は91%とのことです。(1年前から7ポイント増)
写真⑦~⑧の区間では、仮設歩道を整備する工事が行われています。工事は多摩橋通り~本町通り間の工事と同一です。
撮影日:2022年10月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0550)
コメント
いつも楽しみに見させていただいてます。
2023/1/16に、②と④の写真の間が、双方向で解放されたようです。
③の信号は稼働してましたが、④の信号はまだでした。
後日掲載します。