日本で初めて公道上(※)に設置された電気自動車用充電器を見てきました。(※道の駅、PA、SAを除く)
設置場所は横浜市青葉区しらとり台の県道140号で、設置は2021年6月8日からです。
設置されたのは県道140号川崎町田線140の町田方面側車線です。このスペースは道路拡幅用地として確保された土地で、これまでは置きガードレールによって囲われ、使われていなかったスペースです。
今回、実証実験のため、置きガードレールを移設し、充電用スペースを2台分確保しています。
充電スペースには、「充電のためのEV・PHVに限る」「枠内に限る」という補助標識とともに、「駐車可」という本標識が設置されていました。
おそらく、日本中で補助標識が使われているのはここだけなんじゃないでしょうか。
車道脇に受電設備と急速充電設備が設置されています。充電は2台同時に可能だそうです。
電源については、道路反対側の6600Vの配電線から新しく電線を引っ張っているようです。
電柱には道路照明も設置されていました。
社会実験実施中であることを知らせる看板も設置されていました。
日産のサイトによると、日産リーフ62kWhバッテリー搭載車の急速充電を使用した場合の充電時間は約60分とのこと。(バッテリー温度が約25℃、バッテリー残量警告灯が点灯した時点から、充電量80%までのおおよその時間。)
横浜市とともに充電設備を設置した株式会社e-Mobility Powerのサイトによると、この会社の急速充電器の利用上限時間は30分とのこと(一部を除く。この機器が30分までかどうかはわかりません。)。
電気自動車に乗ったことがないのでよくわかりませんが、従来のガソリン車のような燃料補充パターンだとなかなか難しいところがあるなと感じました。
あと、この実証実験の場所は横が畑地帯で、近くのコンビニまで700m近くあり、時間つぶしできそうな場所もほぼないので、設置場所が適切かどうかも検証する必要があるのかなと感じました。
撮影日:2021年8月25日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
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