調布市内、野川に架かる「車橋」の架け替えが完了したとのことで見てきました。また、調布3・4・7号喜多見国領線の進捗状況もあわせて見てきました。
車橋の様子
車橋は野川に架かる小さな橋です。調布市が橋の架け替えをするのは25年ぶりとのことです。
橋は2017年11月に行われたアンケートの結果、ブルー系の色が採用されました。
もともとあった橋は昭和40年(1965年)12月に完成した歩道と車道の区別の無い橋でした。新しく完成した橋は歩道と車道が区切られ、幅も広くなりました。
8月25日には芸能人を招いて開通式が行われたようです。予定をあけていたのにすっかり忘れていました。
高欄は暖色系が採用され、高欄部に照明も付いています。
橋の周辺はまだ整備中のため、車両の通行はできません。
橋の架け替えでは、下流に歩行者専用の仮橋が架けられました。架け替えが完了したことで、仮橋は閉鎖されています。今後撤去されるものと思われます。
喜多見国領線の様子
住宅市街地総合整備事業にあわせて施行されている調布3・4・7号喜多見国領線が完成に近づき始めました。
事業概要
調布3・4・7号喜多見国領線は調布市岩戸北二丁目から調布市国領町三丁目に至る全長約2,500mの都市計画道路です。
このうち、品川通りから甲州街道までの約580mについて事業を行っていました。2007年7月12日に事業認可を得て、東京都が施行者です。計画幅員は18~24mで、京王線とはアンダーパスにより立体交差します。都道としては都道11号に編入されています。
この事業は老朽化した都営住宅などの建替えにより、土地の高度利用を図る「国領駅東地区住宅市街地総合整備事業」の一環で整備されているため、建設局ではなく都市整備局が担当していました。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約580m |
幅員 | 18~24m |
事業施行期間 | 2007年7月12日~2021年3月31日 |
交通開放 | 2022年8月4日11時 |
2022年8月4日現在 |
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工事看板
都市計画道路を南北2つに分けて街路築造工事が開始されていました。
この工事では道路が完成形となるようで、工期は1月下旬・2月上旬までとなっています。
2017年3月には、2018年3月末までだった事業期間が2年延長し2020年3月末までとすることが認可されています。工事が順調に進めば、来年春にも開通・残工事を行い再来年春に事業終了となるでしょうか。
写真等
撮影位置はこの通りです。
この辺りは昨年と変化はほとんどないと思います。今後、工事が進められていくものと思われます。
道路は京王線をアンダーパスで立体交差する計画で、既にアンダーパスの構造物については完成しています。
昨年は、アンダーパスのポンプ設備の工事が行われていましたが、それも一応完成したようです。
勾配は8%程度になるんだったかな。歩道は斜路付き階段が設置されるようです。
京王線の連続立体交差区間が終わり、調布駅方面からトンネルを出たところにある柴崎4号踏切は道路開通に合わせて閉鎖されるようです。
この踏切に至る南側の細い道路は、立体交差側道に接続されます。
都市計画道路は甲州街道20に接続されます。
今回行われる街路築造工事では、この交差点の工事も含まれています。
この交差点は現在、甲州街道20と旧甲州街道11が交わっていますが、新設道路開通後は4差路となり複雑化します。ただ、あくまでも主たる交通は甲州街道←→甲州街道の交通となるようです。
間違いがあるかもしれませんが、一応こんな感じになるようです。
撮影日:2018年8月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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