昭島3・2・11号国営公園西線(東中神) 進捗状況2024.12

昭島市で事業が行われている昭島3・2・11号国営公園西線の進捗状況を見て来ました。

東中神駅東側すぐの村山街道踏切を立体化する事業です。

事業概要

昭島3・2・11号国営公園西線昭島市東町二丁目から昭島市中神町字東武蔵野に至る延長約1,660mの都市計画道路です。このうち上記図で示した約390mの区間では道路を拡張し、JR青梅線と立体交差させる事業が行われています。

事業認可は2015年8月28日、施行者は東京都です。区間は昭和中学校交差点から昭和記念公園西交差点で、幅員30~38mに拡張するとともに、JR青梅線とはアンダーパスにより立体交差します。道路は2車線となる計画です。

基本データ

施行者東京都
延長約390m
幅員30~38m
事業施行期間2015年8月28日~2022年3月31日
2020年10月23日現在

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
2021年度事業用地整備工事(3北北-昭島3・2・11)有限会社テンフィート
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度地質調査(5北北-昭島3・2・11)株式会社日さく
2023年度道路詳細設計(5北北-昭島3・2・11)株式会社トーニチコンサルタント
2023年度地下水調査委託その8(5北北-昭島3・2・11)株式会社東京シビルコンサルタント
2024年度土壌調査委託(6北北-昭島3・2・11)株式会社アガック
2024年度路線測量(6北北-昭島3・2・11)株式会社トップライズ
この表の注意事項
データ収集期間:工事すべて、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年12月15日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など

事業者サイト

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①昭和記念公園西交差点(地図

事業区間北端の昭和記念公園西交差点です。

事業区域東側では、UR都市機構の東中神団地の建替えに伴い、新築のコンフォール東中神が2024年春に入居開始となりました。

東京都のサイトによると、2024年4月1日時点の用地取得率は99%とのことです。残り1%がどこなのかわかりません。

②村山街道踏切(地図

立体化する村山街道踏切ですが、現在も特に変化がありません。

都内他の例から考えると、JR線直下部分はJRに協定で委託して工事をするものと思われます。

ここのところ毎年のように地下水調査や地質調査などが発注されています。

③事業区間南側(地図

特に変化がありません。

2024年3月市議会定例会の一般質問で、以下のような市長答弁がありました。

 次に、都市計画道路3・2・11号の進捗状況についてであります。
 本路線は鉄道と立体交差し、南北ネットワークの強化に資する路線であり、その早期整備を望む声は市民の皆様からも多くいただいており、整備に向けた進捗状況でございますが、立体交差部の道路構造や施工方法について、鉄道事業者等関係機関との協議を進めるとともに、道路の詳細設計に着手していることを施行者である東京都に確認しております。引き続き、早期整備を力強く要望してまいりたいと思っていますんで、よろしくお願いしたいと思います。

ここ数年この景色が続いているので、そろそろ何か動きがあるといいのですが。

なお、年度当初の年間発注予定に掲載されていた切回し道路築造工事は発注されないまま掲載取り下げられたようです。

撮影日:2024年11月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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