栃木県宇都宮市及び芳賀郡芳賀町で整備が行われた宇都宮芳賀ライトレール線(芳賀・宇都宮LRT)に乗ってきました。他のサイトなどに詳しい状況が載っているので、今回の記事は軽めに掲載します。
JR線で宇都宮駅に到着。東口に進むと、ペデストリアンデッキの大きなポスターがお出迎えです。
開業当日は流石に混んでいると思ったので、翌週の平日に訪問しました。
すぐさま宇都宮駅東口停留場から電車に乗り込み、終点の芳賀・高根沢工業団地停留場に向かいました。往路は乗ることに集中していたため写真なしです。
終点の芳賀・高根沢工業団地停留場に到着。ホンダの工場の前で、ほかに特に施設はなく、このときは停留場にいたほとんどがライトレール目的のような人でした。
起終点では、一度乗客を全員降車させたあとドアを閉め、運転士が運転台を移動したのち、再度ドアを開けて乗車を開始するという手順を取っているようでした。
現金で乗る場合は、駅の整理券発行機で整理券を取り、降車時は運転士後ろの運賃箱に現金を投入し降車。
交通系ICカードの場合はどのドアからも乗降可能で、ICカードリーダーは乗車と降車でセンサーが異なるというシステムでした。
現金利用者が割といて、遅延の原因になっているような雰囲気でした。
交通系ICカードもあまり慣れていないのか、こすりつけるようにタッチする人が意外と多かったのと、乗降で別々のセンサーがぱっと見わかりにくいような気もしました。また、ドアの盲導鈴の音(ドア位置を知らせるための音)がICカードタッチ音と似ていて紛らわしかったです。
平日日中の乗車率はこれくらい。半分くらいはライトレール目的の一時的な客ように見えたので、大丈夫かなと若干感じました。ベルモール付近~宇都宮駅東口付近の利用者が多く、その区間ではほとんどの席が埋まっています。
芳賀町工業団地管理センター前停留場には、トランジットセンター1を併設しています。
乗用車による送り迎えの様子が見られました。
再び電車に乗り込み、清原地区市民センター前停留場で再度下車。
現在のダイヤではここですれ違うことが多いようでした。
清原地区市民センター前停留場もトランジットセンターを併設。一般用の駐車場もこの右側にあります。
このトランジットセンターは「特定車両停留施設」としているようで、道路法第48条の342に基づきこの標識が設置されていました。
たぶんいまのところ激レア標識だと思います。
まぁ、そんな感じですかね。暑くてやってられないので沿線をじっくり見て回ってませんが、2年前に見に来た時と比べてまちの変化が早すぎて驚きでした。
撮影日:2023年8月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
脚注
コメント
終点の芳賀・高根沢工業団地停留場の項「再度ドアを閉めて乗車を開始」とありますが「開けて」ではないでしょうか?
細かい指摘で申し訳ありません。
暑い中での取材、くれぐれもお身体ご自愛くださいませ。
お身体ご自愛ください→二重表現ですよ。
ご自愛ください。が正しいです。
9月3日(日)に全区間往復乗車しました。終点では、15分以上遅れました。混雑は、やむを得ないと思いますが、遅れの最大の原因は、利用客の混雑よりも、現金払いによる、乗降口に大きな問題があると思います。
1,現金払いは、先頭車両の一番前の乗車口から整理券を取って乗車する。
→始発なら、整理券の発行は、必要ないと思う。
2,現金利用の場合、乗車口と降車口が同一箇所になっている。
→これだと、途中停車で現金払いの乗客が、全員降りてからでないと、整理券を取っての乗車ができないため、停車時間が無駄に長くなり、遅れの大きな原因になる。
停車時間短縮の遅延防止対策
整理券は、運賃が加算式で乗車停留所位置を精算時に確認するものなので、整理券なしは、乗務員が、始発から乗車したものと認識すれば良いと思う。
現金払いの乗車口は、先頭から2番めに変更し、先頭車両の1番前は現金払いの降車口専用にして、乗降客の効率を良くして遅延防止を改善したほうが、良いと思います。
>1,現金払いは、先頭車両の一番前の乗車口から整理券を取って乗車する。
あれ、そうでしたっけ?
この間ベルモールまで乗ったときは「ホームで整理券を受け取って、どこでも開いているドアから乗車」と言われたんですが・・・??
これって、駅前みたいな乗り降りの多い場所・混む時間帯では一番前で運転手さんに払うのではなく
ホームに駅員さん(精算係さん?)を待機させて降りてから払えないんでしょうか?
地面にある「はいらないで」はカラーリングとかでアイデアで何とかならなかったのかな?
どんな風に改修されるのだろうか?