今回は桜上水駅です。
桜上水駅は電車の車庫も有する駅です。2018年現在、急行、区間急行、快速、各駅停車が停車します。
停車する列車本数のわりに乗降者数はそれほど多くなく、八幡山駅や下高井戸駅よりも少なく、国領駅と同等程度です。歴史的経緯や車庫の有無、乗務区があることも関係しているのかもしれません。
東側の「補助第133号線」はいわゆる第四次事業化計画の優先整備路線に選定されています。まだ着手されてはいないようです。
桜上水駅は橋上駅舎で、自由通路で線路を南北に移動することができます。
2008年までは地下通路によってホームを結んでいた駅でしたが、橋上化されたようです。橋上駅舎にはエスカレータやエレベータが設置されています。
左側の建物は京王系のスーパー「キッチンコート」です。
世田谷区の駅周辺の整備計画では、この付近に広場を構想しているようです。
広い敷地が広がっています。かつては住宅展示場などがあったようです。
南口は市道を横断した場所に昇降口があり、こちらにもエスカレータ、エレベータが設置されています。特にエスカレータと階段は踊り場で折り返すような、コンパクトなつくりです。
駅舎に上がって、改札の前です。改札の前には京王系の書店「啓文堂」などが出店していました。
Wikipediaの桜上水駅のページには
連続立体交差事業により、当駅も2面4線の高架駅になる予定で、既に駅周辺の用地確保も進み、現在の橋上駅舎もそれを見通した造りになっている。
Wikipediaー桜上水駅
と書かれています。どのあたりが見通した造りなのか気になっていましたが、確かにちょっと簡素なつくりに見えます。
この駅舎は完成から10年~20年ほどで取り壊しとなってしまうのでしょう。
こちらが改札口です。右側にはドアで仕切られた有人改札があります。このタイプの有人改札は京王ではあまりない気がします。
桜上水駅は2面4線の駅です。かなり前からこの造りのようです。
写真右側には電車の車庫があります。かつては工場などもあったらしいですが、若葉台の完成に伴い移転したそうで、当時の用地は現在は多くが空き地になっているようです。
高架化にあたっては車庫も高架化するようです。
各ホーム幅員は狭い印象を受けます。編成が長くなるにつれてしかたなくそうなったのかもしれません。
各ホームにはエスカレータ上り・下り、階段、エレベータが設置されています。
上り線ホームは朝ラッシュ時間帯には2つの線路を交互に発車する方式がとられていたりします。
交互に発車しても接続は基本しないのでドアを開けるタイミングをずらしたりしている様子を朝の時間帯はよく見かけます。
ホームに隣接して踏切があります。下高井戸5号踏切です。踏切横断長が長いこと、駅に隣接していること、列車が多いことなどから、遮断時間は長いようです。
新宿側にも車庫の入換線や、車庫があります。日中は止まっているのを見かけることはほとんどありません。
撮影日:2018年6月1日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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