[京王線高架化] 芦花公園駅の2021年3月の状況

笹塚駅~仙川駅間で行われている京王線連続立体交差事業ですが、芦花公園駅では仮地下通路の構築に向けた準備が進められています。

上りホームから新宿方面を見る

芦花公園駅では高架化するにあたり、現在の橋上駅舎が支障となることから、一旦地下通路を構築した後橋上駅舎を解体し、高架を構築する計画です。

芦花公園駅付近では2018年より工事に着手し、2019年には木製覆工(レールの間の木の板)の設置が進められていました。また、2019年中にも下り線ホームの「仮ホーム化」が順次進められ、2021年3月現在下りホームについては全面的に仮ホーム化しています。

仮ホーム

仮ホームはこのような構造で、容易に取り外しができるような構造です。

鉄道の工事ではこのような姿をよく目にします。

上りホームから八王子方面を見る

まだまだ変化の少ない状況ですが、着実に工事が進められているようです。

レール

また、仮ホーム直下付近には、地下通路や工事桁を設置するために使うと思われる土留杭のようなものも打設されているのがわかります。

芦花公園駅は各駅停車のみ停車する駅で普段は特に用事のない駅ですので、定期的に記録しておかないと「いつのまにか様子が変わっていた」という状態になりそうです。

芦花公園駅西側

芦花公園駅西側の線路沿いでは、高架構築に向けた工事が順次進められています。

取得用地も増え、また付属街路や付替道路の整備も進み、その面積は徐々に拡大しています。高架の柱が見えてくると工事の進捗を実感できるのですが、全体を見てもまだそのようなものは見られません。

撮影日:2021年3月19日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. からぴょん より:

    お隣の千歳烏山駅でも南側付替道路の建設が少しづつ進んでいます。線路に面した銭湯「松の湯」のサウナ室吹付石綿を、4月22日までに除去するようです。その後、建物を解体するようです。大きな瓦葺の日本家屋が無くなる前に一度見に来てください。

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