京王線連続立体交差事業(高架化)に伴い、明大前駅~代田橋駅間にある和田堀浄水所北側の井ノ頭通り413の移設工事が始まりました。
工事件名は「特例都道413号付替えに伴う補償代行工事(1-京王線)」で、2019年(令和元年)9月2日~2020年(令和2年)3月18日までの予定で、株式会社小川建設が施工しています。
工事発注は公益財団法人東京都道路整備保全公社に委託されています。
この区間では、京王線の効果は現在の線路のやや南側に建設されます。そのため、現在の井ノ頭通りもやや南側に移設する必要があり、今回はその補償代行工事となります。
現在の井ノ頭通りの南側には東京都水道局の和田堀給水所があり、移設される道路はこの用地内に建設されます。
今回の道路付替え箇所については、2017年5月29日付で都道の道路区域に編入済みです。(画像は東京都公報より)
ちなみに、和田堀給水所は老朽化等により現在建て替えの工事を行っています。また、和田堀給水所の南側では、井ノ頭通りを直線的に結ぶ道路「放射第23号線」(上地図中の灰色)が別に事業中です。
放射第23号線(松原)の記事
写真等
新宿寄りです。
京王線のすぐ南側に井ノ頭通りがあり、そのすぐ南側に和田堀給水所があります。
現在は幅2.5m程度の歩道が片側にあり、2車線の車道があります。
朝ラッシュ時間帯は踏切遮断時間が長い影響で渋滞が発生しているほか、すべての時間帯で大型車が流入しています。
12月の工事状況は、場内の整地などを行っていました。今回の工事では道路本体の整備は行われません。
この道路の移設が行われなければ、高架の工事も始められないことがわかると思います。
上にも書いたように、現在建て替え工事中の和田堀給水所。正面の1号配水池は隣で工事中の2号配水池の建て替えの後に建て替えられるらしいです。
撮影日:2019年12月20日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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