東急東横線の代官山駅~渋谷駅間が地下化してから早5年。地上の跡地がどのように変化しているのか見に行きました。
地上時代の写真と比較・・・したいところですが、当時の写真は撮っていないのでできません。残念。でも、ストリートビューには当時の写真がありますね。
代官山駅から渋谷駅方面に向かって歩くことにしました。実は代官山周辺に行くのは初めて。代官山で昼ごはんに牛丼屋を探していたんですが、ないんですね。意外です。渋谷まで行きました。
ホームの半ばから徐々にトンネルに入って行きます。ただでさえ丘の上にある代官山から、谷の渋谷まで地下に潜って行くのですからすごいものです。
渋谷方面には10両編成化にむけてホームが延伸されています。
線路はすぐにトンネルに潜ってここからは線路の跡を見ていきます。
手前の道路がある部分は「渋谷1号踏切」があった場所です。踏切は廃止され、横切る道路の勾配も均されているようでした。
正面の線路跡地には東急の商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA」が開業していました。すぐ真下にトンネルがあるため低層の建物を建てているそうです。とても「代官山らしい」というか「東急らしい」施設だと感じました。
個人的にどうも東急のまちづくりって性に合わないんですよね・・・
代官山方面を振り返ってみます。
ここで急に標高をさげます。かつてはここから渋谷方面に向けて高架橋が続いていました。この道路も橋によって立体交差していた場所です。
橋脚の1本ぐらい残していても面白いものですが、そういうものはありません。
再び渋谷方面を見てみると、線路跡地には「東急ライフィア代官山CP」というコインパーキングがオープンしていました。
縦長の敷地が線路があったことを物語っています。
ここで山手線を越えていました。右側の渋谷清掃工場の脇に抜けていましたが、今ではもうわかりません。
山手線を越えると北に向かってカーブしていきます。
跡地には東急の複合施設「渋谷ブリッジ」が建設中です。線路の跡地の形状に沿ってカーブした建物です。施設には認定こども園やホテル、商業施設などが入居する予定だそうです。
渋谷川沿いにあった高架もいまはすべて取り壊し、遊歩道として整備が進んでいました。都会のどぶのような渋谷川も生まれ変わりつつあるようです。
渋谷川沿いの線路跡にはレールが再びひかれていました。ここに電車が通っていたことがわかりますね。
いまは東急東横線がここを走っていたことも記憶に新しいですが、20年30年経ったとき、こういうのがあるのとないのとでは当時の記憶というのは違ってくると思います。
東急東横線渋谷駅の跡地の一部では「渋谷駅南街区土地区画整理事業」が進行中。まもなく終了予定で、この区域には「渋谷ストリーム」という複合施設ができる予定です。Googleが14階~35階のオフィスフロアすべてに移転入居予定とのこと。すごいわ。
渋谷の再開発はこれだけではありません。これはほんの一部。銀座線も埼京線もいろいろ工事しています。
おまけ
埼京線・湘南新宿ラインホームは移設工事中。先日も工事に伴う運休がありましたね。
撮影日:2018年7月7日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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