神奈川県相模原市にある城山湖(本沢ダム)の水が無くなっていると聞き、見に行ってきました。
城山湖(本沢ダム)は揚水式で、普通のダム湖とはちょっと違った仕組みではあります。
堤体はロックフィルダムで、この堤体の下流側に放流するわけではありません。
ダムの詳細は省略します。
水をぜんぶ抜いているのは点検工事のためで、10年に1度行われているそうです。
よく見てみると、津久井湖と繋ぐ導水管の出入口が見えます。かなり大きいですね。
古い航空写真を見ると、このダム湖ができる前にこの地に集落はとりわけなかったように見えますので、水が無くなって古い構造物が顔を出すことはないみたいです。
ここに来るのは実は初めてで、水がないダム湖というのはどこか恐ろしさを感じさせるものです。よくわからないけど。
ここに来たのはこれだけが目的で、ほかに見るべき場所もないし……と思っていたら湖畔に興味深いものを見つけました。
地図
これは・・・『ポツンと一軒家』的な雰囲気!行って見ようじゃないか。
テレビ番組から離れろ!(どっちも少ししか見たことない)
どうやらこの階段の先らしい。場所はダム堤体の南側見晴し広場のすぐ近くです。
さぁ進もう冒険だ!誰が住んでいるんだ!?
着いた。階段から徒歩1分。あっさり冒険終了。
コンクリートの壁で覆われていて、壁の内側には柱のようなものが何本も立っています。
コンクリート壁の入口にはこのような銘板が掲げられていました。
日本通運株式會社東京支店城山無線基地局
誰も住んでなかった。。。
この辺りは東京都心まで望める景色のいい場所で、無線の都合上こういうところに基地局を作っているんですね。それにしても運送会社もこういうの持ってるんだなぁ、と。
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話の順番がめちゃくちゃですが・・・ここまでは橋本駅からバスに乗って来ました。橋本駅北口から大戸行きバスに乗車。終点の大戸バス停で下車し、そこから徒歩です。バス停から20分程度でダムに着きます。
ダムへのアクセスで1つ困るのが自動二輪車が進入できないということです。バイクが流行った時代のローリング対策の名残みたいです。現在もこの規制が必要なのか、わかんないですけどね。
1年半くらい前、津久井湖のダムカードを貰いに行ったときに、係りの人に「城山湖は行った?バイクじゃいけないけどね。」と言われて知り、今回も原付で来るのは諦めました。車なら規制がないので、それで来ても良かったんですけどね。車あるんですけど…?
あと、今回気づきましたが、大戸側から入って、Googleマップ上で「本沢梅園」と書かれた近くの駐車場までならバイクも行けそうですよ。ダムからちょっと離れてるけど。念のためよく確かめてください。
あとは、凄い坂があったので紹介して終了。
撮影日:2018年11月24日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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