川崎市麻生区のUR虹ヶ丘団地で実証実験が行われている空中配送ロボットを見てきました。
実験は、パナソニックホールディングス株式会社、東急株式会社、独立行政法人都市再生機構が2024年3月31日までの間の不定期で行っているものです。
参考(プレスリリース)
パナソニック ホールディングス、東急、UR都市機構が空中配送ロボットの実証実験に関する連携協定締結(パナのサイト版はこちら)
ドローンではなくケーブルの上を運行するロープウェイのような方式で配送するもので、専用アプリで注文すると、宅配ロッカーに配送される仕組みでした。
様子を見ていただいた方が早いかな。
実験は団地敷地内の約150mの区間で行われていて、出発地点から空中配送ロボットが空中に張られたケーブルを伝ってきて、到着地点の受け取りロッカーの上空で停止、荷物を下ろしてロッカーに収納します。
自称パナソニック関係者だという現地にいた人によると、現在は地上の人が操作しているものの、自動運行も可能だとのこと。
購入した商品はロボット下の四角いボックス内にある白い箱に収納されていて、ロッカーには白い箱ごと収納されます。
収納後、四角いボックスはそのまま吊り上げられ、出発地点に帰って行きました。
受け取りロッカーは上部に投入口があるほかは、amazon受け取りロッカーと変わりがないような見た目です。
専用アプリでコードを表示し読み取らせるとロッカーが開く仕組みで、このあたりもamazon受け取りロッカーと変わりがないですね。
個人的には、上から投入した商品をどういう風に各ロッカーに振り分けているのか、そっちの方が気になってしょうがないです。雨の対策とか。
商品は近隣のすすき野とうきゅうから仕入れているのか、弁当類もありました。
実験に参加してもらう意図なのか爆安です。
高齢化が進んでいる団地ですが、ちょっとの間見ていると、高齢者も使いこなしている人がいましたね。
商品は白いボックスの中に、レジ袋に入っていました。ロゴまで用意してあって、アプリといい、かなり完成度が高いです。
現在は団地敷地内で完結した実験ですが、いずれ公道に広げていこうとなると、現在の世間の流れ的に道路上に電線類を占用させない方向に向かっているので、こういうケーブルを配線できるのか気になります。
実証実験は不定期で行っているので、日程を確認してください。
専用サイト
撮影日:2023年12月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
面白いネタはどこから見つけてくるの
ネットニュースにもなっていましたよ