数年前よりずっと検討が続けられてきた鶴川駅周辺の再開発がいよいよ始動します。検討段階からずっと注視してきましたが、いよいよです。
前回の記事より、検討によっていろいろ変更点がありました。
道路の形状が変わったり、南口-川崎3・4・23号に至る道路が計画からなくなったり、と細かい点を含めると数多くあります。
事業は大きく分けると、
・北口交通広場整備
・南口土地区画整理事業
・南北自由通路整備
・南北アクセス路整備
・駅舎改良事業(小田急)
に分けられます。
2019年8月30日には、土地区画整理事業の区域、北口交通広場(町田3・3・28号)、南北自由通路(町田8・6・1号)の都市計画変更・決定が告示されました。
市議会資料などより概略を写したものであり、計画図ではありません。
市議会などには細かい図面が出てきており、くどいようですが、いよいよだなと気がしてきました。
鶴川駅前公園
さて、今回の記事の本題ですが、これらの鶴川駅周辺再開発の1番最初の工事として、鶴川駅前公園が11月11日をもって閉鎖されます。
鶴川駅前公園は鶴川駅北口のマルシェ駐車場(平面駐車場)の隣にある街区公園で、市が管理をしています。
1980年(昭和55年)から町田市によって事業が行われた、鶴川駅前土地区画整理事業(1982年換地処分)によって整備され、1982年(昭和57年)10月1日に開園しました。面積は850平方メートルです。※鶴川駅前土地区画整理事業では現在の北口広場などが整備されました。
公園の廃止後は、施設の撤去工事が行われる予定となっています。つい最近入札が行われ、株式会社東京綜合造園が施工する予定です。
工事内容を見る感じだと、木々の伐採を行った後、簡易舗装をして管理柵で囲むようです。
私が見に行ったときは、シルバー人材センターの方々が落ち葉の清掃を行っていました。
この公園は周辺より一段低くなっていて、気も生い茂りジメジメしていて、個人的にはちょっと近づきたくない公園でした。
市の計画図などや議会などを見ると、現在のマルシェ駐車場を立体化しこのあたりに建設する予定となっています。また、公園は別の場所に新しく整備される計画となっています。
鶴川駅周辺で何らかの調査もしていました
11月某日。駅周辺では腕章を付けた人や、カウンターを持った人、カメラによって何らかの調査が行われていました。カメラは交通量調査のためと貼り紙がありました。
町田市が発注し、協和コンサルタンツが行っているもののようです。
来年度にも北口については事業認可を取る予定のようですから、今後ますます変わっていきそうな駅です。
そういえば・・・
今年の春から夏ごろにかけて、鶴川駅を考える会というものが数回行われ、私も地域住民として一部参加していました。(既に終了)
「〇〇を考える会」というとだいたい事業に反対する人たちの会……な感じはしますが、そうではなく全く逆で、地域住民が鶴川駅をどうしたいか、どうしたらいいかをじっぐり議論する会となりました。私は最年少くらいでしたが。
普段見ず知らずの人と話し合うことができないこと、みんながこの駅、さらにはこの町に対してどのような想いがあるのかがわかったり、1980年代の再開発前の駅の様子なんかをご老人から聞けたりと、非常に面白い会でした。
撮影日:2019年11月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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