町田市で事業が行われている主要地方道府中町田線(鎌倉街道)薬師池Ⅰ期の進捗状況を見て来ました。
事業概要
鎌倉街道では道路の拡幅が行われています。
このうち今井谷戸交差点~薬師池交差点間の約740mの区間では、薬師池Ⅰ期として事業が行われており、現在の道路を幅25mに拡幅します。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約740m |
幅員 | 25m |
道路区域編入 | 2013年3月18日 |
2020年5月5日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
今井谷戸交差点より先が事業区間になります。
左側にはセブンイレブンがあります。割と古参セブンで、近年建て替えられ駐車場が広くなりました。
最近までessoで、統合によりエネオスになった店舗前です。
この先、新袋橋交差点の手前までこのような調子の道路が続きます。右折レーンがなく、バスベイもないので、しばし流れが滞ります。
狭いですが両側に歩道があります。
この道路は連節バス「ツインライナー」が通る道路です。大半が山崎団地センター~野津田車庫間の回送ですが、週末にはJリーグ町田ゼルビアの輸送バスが通り、また町田市が薬師池への輸送に山崎団地センターから路線延長を企んでいます。
この左側、仮囲い内には、薬師池公園の拡張区域(西園)に町田市がウェルカムゲートを建設しています。
町田薬師池公園四季彩の杜は薬師池公園を中心に、町田えびね園、ダリア園、リス園などを含め、大きな地域公園と捉え町田市が呼んでいます。
その拡張区域(西園)内に現在建設中なのがウェルカムゲートです。ウェルカムゲートは四季彩の杜の玄関口となり、体験工房で料理やクラフトなどを体験できるほか、町田市産のとれたて野菜や加工品などを販売する予定です。2020年春開園を予定しています。
要するに道の駅みたいな施設ですが、道の駅の認定は取っていません。というのも、町田市の公園内の施設であり、駐車場はお金を取る、トイレの使用に時間制限を設ける……といった点で、認定が取れないということです。個人的にはそこは頑張って解消して、道の駅の認定取って補助金もらって作った方が良かったんじゃないかなって思わなくもないです。道の駅って国土交通省のPRとかに乗っかって、広範囲に案内板が出て、かなり広報的な面では大きい気がするんですけどね。
道路工事と直接関係ないのに長々すみません。
1つ道路に関係あるのは、この事業で道路にバス停を設置する予定です。たぶん町田市のお金で造るんじゃないかな。さっきの連節バスも止まれるようにするようですよ。
現在の建設状況はこんな感じ。
年間30万人の来客を目標にしています。町田市がテレビで紹介されるとき必ずと言ってもいいほど出てくる薬師池公園ですが、新たな施設が拡張されることになります。
なお、市議会では日本共産党は箱もの施設として関連議案に反対しています。
この辺りにバスベイができる予定です。
正直なところ、バスに乗ってまでこんなところ来るかなぁという気はしなくもない。
道路拡張以降、中央分離帯もできますし、右折入庫は可能なのか、横断は可能なのか、など気になる点はあります。
右側にはところどころ用地買収地があります。
左側は多くが市の用地です。
このカーブでは左側に拡張します。
掘割のような構造になっています。右側は町田えびね園です。
このあたりは盛土のような構造になっています。また、右側(薬師中学校側)に拡張する予定です。
薬師池はもう少し北側にあります。
かなり地形的に複雑な場所ですので、大きな工事が必要となり時間がかかりそうな印象を受けました。
撮影日:2019年10月27日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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