東京の桜の時期が終わったころに更新します・・・
今年も桜の季節が到来し、各地で満開の桜がまちを彩りました。
写真は国立市のさくら通り。その名の通り、桜並木になっていて、毎年綺麗な桜のトンネルが出来上がります。
一方で桜並木には課題も存在しているようです。
この桜並木に植えられていた桜は御馴染みのソメイヨシノですが、街路樹として寿命は60年程度と言われています。
この地は1960年代に公団による土地区画整理事業により整備され、桜もその頃に植えられ、寿命が近づいていました。
そんなことから2013年度(平成25年度)より国立市がソメイヨシノの植え替えを含むさくら通りの改修に着手。老朽化したソメイヨシノは同系種のジンダイアケボノに植え替えられることになりました。
国立市「さくら通り」の自転車道整備
2枚目の写真の正面の木がソメイヨシノ。木の専門家ではないのでわかりませんが、上の方は花が咲いていませんでした。
植え替えられたジンダイアケボノがこちら。植え替えられて月日が経っていないのでまだ小さめですが、花がこぼれるくらい咲いていました。伝染病に強いなどの特徴があるそうです。
最近耳にする機会が増えた品種のような気がします。
ソメイヨシノの管理は道路管理者にとって結構大変らしいと聞きます。老朽化で切ろうとすると反対が出やすいとか云々。
そんなジンダイアケボノですが、原木が調布市の神代植物公園にあるということで急きょこの日の予定を変更し見てきました。
チケット販売終了3分前に滑り込み到着。これがジンダイアケボノの原木です。
ジンダイアケボノの成り立ちなどはwikipediaを見ていただくとわかります。
花はソメイヨシノに似ていますが若干赤い感じです。
最近ではソメイヨシノが消えジンダイアケボノの時代が来る……などと言われることがありますが、本当にそうなる日が来るのかもしれませんね。それにしても地元産の桜があるのは少々嬉しいです。
撮影日:2019年3月31日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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