2018年4月16日に、環境影響評価条例に基づく着工の届け出があったと公告されてから半年ほど経ちますが、いよいよJV(共同企業体)による工事が着手されていました。
ちなみに、2018年10月17日には桜上水駅脇にて起工式が行われたようで、世田谷区議会議員らがSNSなどで報告していました。
明大前駅南側で工事開始
工事名「第2工区その2工事」です。大成・竹中土木建設共同企業体が施工者となっています。
「その1工事」があったはずですが、調査不足でわかりませんでした。
工事箇所は、明大前駅の改札を出て左へ曲がり、京王線ガードをくぐりまた左へ曲がり、井の頭線を跨ぐ富士見橋を渡った先の右手です。
もともと、京王線の忘れ物取扱所などがあった場所で、京王関係の用地でした。
忘れ物取扱所は2018年2月3日に移転しています。
現在行っている工事は「場内整備」のようで、いまのところ構造物を造っているようには見えませんでした。
周辺で用地取得進む
沿線の用地取得も徐々に進んでいます。
明大前駅の新宿側では、9月ごろだったと思いますが、1区画が一斉に取り壊され広い空き地となりました。
一気に景色が変わったので、電車に乗っていて驚いたものです。
明大前駅南側の商店街沿いも少しずつ用地取得が行われています。
高架化に合わせて再開発の話もあり、今後の街並みが大きく変化しそうな一体です。
芦花公園駅南側でも工事開始か
芦花公園駅の南側でも工事のようなものが行われていました。
この場所には京王のコインパーキングがありましたが、今年初めごろの時点でコインパーキングは閉鎖されていました。その場所に仮囲いがされていました。
芦花公園駅は8年ほど前に橋上駅舎化された駅です。
仮囲いには工事のお知らせや施工者の看板は無く、何の工事をしているのかな…と気になりました。
中はこんな感じ。こちらもまだ大きな工事はしていないですね。
この日確認した工事箇所はいずれも元京王の用地だった場所です。今後、民地を買収した箇所も工事が開始されると思いますが、まだ用地取得地がまばらでいつ頃になるかな…という感じです。意外と早いかな?
9月には新しい駅舎のデザイン案が公表され、いよいよ現実味を帯びてきたなと感じます。
よく「あと4年でできるのか」という書き込みを見かけますが、現在の事業認可期間が2022年度までとなっているだけで、できるはずがないですからね。
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