もうすぐ着手されるだろうから、着手されたタイミングで公開しようと思っていたものの、半年近く経ってしまったので公開します。
事業概要
福生3・3・3の1号新五日市街道線は福生市大字熊川字武蔵野から福生市大字熊川字武蔵野に至る延長約1,090mの都市計画道路です。この全線で道路を拡幅する事業を行っています。
事業認可は2019年3月20日で、施行者は東京都です。延長は約1,090m、幅員は28mで、4車線となる計画です。横田基地への引き込み線(横田基地専用線)とは平面交差となる計画です。
なお、事業化にあたり、2017年11月30日に計画幅員を広げる都市計画変更を行いました。それまでは幅員18mとなる計画でした(車線数は規定なし)。この都市計画変更に伴い、名称が「福生3・4・3の1号」から変更となったほか、延長も1,140mから1,090mに短縮されました。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約1,090m |
幅員 | 28m(4車線) |
事業期間 | 2019年3月20日~2025年3月31日 |
2020年6月26日現在 |
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
写真は2017年12月28日のものです。現在と一部変化している場所があります。今回は東側から見ていきます。
この付近が立川市と福生市の市境です。ここから福生市側が事業予定区間になります。
車道は2車線で、歩道はガードレールだけで区切られている感じです。
立川市側は今回の事業予定区間には入っていませんが、将来は福生市と同様の構造で事業化する予定で、いわゆる第四次事業化計画にも一部区間が選定されています。
立川市内の多摩大橋通り59以西は幅員18mであることから、同様の28mにする場合は都市計画変更が必要となります。
少し西へ進むと熊川武蔵野交差点に差し掛かります。
左(南)へ行くと、昭島駅方面に行くことができます。
この交差点のすぐそばには横田基地の施設があります。土地の使用に関して別の手続きがありそうな感じがしますね。
ちなみに交差点、横断歩道はあるものの、歩行者用信号機が設置されていません。こういうの都内にまだあるのね。
この辺りから沿道に建物が増えていきます。
ちなみに、この辺りは渋滞が激しいときはベタベタに渋滞していると聞いたことがありますが、見に行ったのは年末だったためか、車通りは少なかったです。
カーブすると、この先は現道の北側に拡幅するようです。
沿道には都営住宅やリサイクルショップがありました。
この引込線は単線非電化の貨物線で、1週間に数回燃料輸送列車が使っています。
使用頻度が少ない踏切ですが、一時停止の義務があり、しばし自動車が詰まっていました。
ところが、2018年3月ごろ、渋滞を緩和するため信号機が設置されました(5月上旬現在まだ使われていない模様)。一時停止が必要なくなる措置と思われます。
なお、この踏切は4車線拡幅後も残される予定(平面式)で、そのときにも信号機が設置される予定です。
武蔵野橋北交差点です。国道16号線の「八王子~瑞穂拡幅」に合わせて交差点を改良中です。
新五日市街道線の完成時にはどのような交差点構造になるのか気になるものです。
八王子~瑞穂拡幅
撮影日:2017年12月28日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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