青梅市及び西多摩郡瑞穂町で事業が予定されている青梅3・4・13号青梅東端線及び青梅3・4・8号二本木青梅線の様子を見て来ました。
圏央道青梅ICの南側にある物見塚交差点から青梅新町境交差点までの区間で道路を新設し、物見塚交差点の東側で道路を拡幅する計画です。
事業概要
青梅3・4・13号青梅東端線は青梅市新町九丁目から青梅市今井四丁目に至る延長約3,410mの都市計画道路です。
青梅3・4・8号二本木青梅線は青梅市今井五丁目から青梅市新町六丁目に至る延長約1,790mの都市計画道路です。
このうち、上記に示す青梅3・4・13号青梅東端線の約1.1km、青梅3・4・8号二本木青梅線の約0.2kmでは、道路を新設・拡幅する事業が予定されています。2024年度にも事業着手される予定です。
基本データ
青梅3・4・13号青梅東端線 | 青梅3・4・8号二本木青梅線 | |
施工予定者 | 東京都 | |
延長 | 約1.1km | 約0.2km |
幅員 | 16m | 16m |
事業施行期間 | 未認可 | |
2025年1月4日時点 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
未発注 |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※情報収集していません |
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写真等
撮影位置はこの通りです。すべて車載カメラの動画から切り抜いた画像です。
青梅3・4・13号青梅東端線
青梅街道の青梅新町境交差点から北側が事業予定区間です。東京都の事業説明会時の資料によると、2024年度中の事業着手が予定されています。
この南側は日野自動車の横を抜け、新奥多摩街道まで道路が繋がっています。
ここから北側は、青梅市と瑞穂町が入り組んでいます。
沿道は市街化調整区域となっている箇所もあり、農地が広がり、道も広くない場所が多くあります。
第1種低層住居専用地域となっている箇所には、資機材のリース会社や、建設会社のヤードなどが広がっています。
正面の雑木林を左にカーブを描きながら、物見塚交差点方面へ道路ができる予定です。
現在は青梅ICから岩蔵街道を進むと、箱根ケ崎駅付近までまっすぐ進みますが、将来的には青梅新町境交差点方面に繋がり、現道とは取付道路が整備される計画です。
1960年代に計画決定した都市計画道路線形を引きずっているのでその通り整備するんだと思いますが、今の岩蔵街道方向に直進できる方が便利そうですけどね。
物見塚交差点は4方向ともに右折レーンが整備されています。
ここから先青梅ICまでは道路整備済みです。
青梅3・4・8号二本木青梅線
この付近から先が事業予定区間です。
この都道179号所沢青梅線は、物見塚交差点から西側は拡幅整備が完了していますが、東側は狭い箇所が続いています。
今回の事業予定区間は、物見塚交差点から200m程度なので、交差点改良の一環といった程度です。
なお、ここからさらに東側、JR八高線の前後の区間を含む区域では、組合施行の土地区画整理事業にむけて2006年頃から瑞穂町栗原土地区画整理組合設立準備会を結成し、準備を続けています。
周辺は圏央道開通とともに物流センターなどが多く立地し、少し無秩序な開発が見られるので、土地区画整理事業で計画的なまちづくりを行い、スプロール化を阻止することはいいことだと思います。
右折レーンはありますが、北側には歩道がなく、あまりいい線形ではありません。
そのあたりも整備しなおすんじゃないかなと思います。
撮影日:2025年1月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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