稲城市、多摩市、八王子市、町田市にまたがる多摩ニュータウンのうち、初期に入居が始まった多摩市の諏訪・永山地区では、ニュータウンの再生が進められています。
諏訪北公園では再整備工事が始まったほか、UR都市機構の諏訪団地(先工区)では付帯工事に続き本体工事(建設工事)が始められていました。
多摩ニュータウンの再生について
諏訪北公園の工事
5月3日現在、工事箇所の周りに工事用フェンスネットが張られ、立ち入れなくなっています。また、テニスコート及び野球場の利用が休止されています。

工事によりテニスコートや野球場の整備などが行われる予定で、既に重機が入って作業を行っていました。
諏訪第五公園
UR団地建替え

多摩ニュータウン諏訪団地再生事業(先工区)
昨年度は株式会社長谷工コーポレーションにより「諏訪団地(建替)建設附帯工事」が行われていましたが、新たに本体工事となる「諏訪団地(建替)建設工事」が始まっていました。施工は同じく株式会社長谷工コーポレーションです。
東永山小学校跡地
UR都市機構が旧多摩ニュータウン事業本部跡地と交換する形で多摩市から取得した旧東永山小学校跡地で行われていた小学校の解体工事は概ね完了していました。(工期は6月30日)
重機が数台残されている程度で、がれき類はほぼなくなっています。
小学校外周法面に植えられていた樹木のほか、敷地中央の一部樹木(校舎と校庭の間にあった樹木と思われる)も残されており、今後の建設工事に生かしていくのではないかと思います。URらしいですね。
旧多摩ニュータウン事業本部用地建物等解体工事
多摩市がURから取得した旧多摩ニュータウン事業本部跡地を解体する「旧多摩ニュータウン事業本部用地建物等解体工事」は、1階部分などを残す程度まで工事が進んでいました。
こうやって見ると、意外と広い土地ですね。
日本医科大学多摩永山病院の建替え用地として検討が行われています。多摩市のサイトによると、当初2026年度の開院を努力目標としていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、病院側による開院時期の再考しているとの文書が提出されたとのことです。その後、2026年度に病院工事に着工することを努力目標とし、多摩永山病院の建替えについての議論を再開していただきたいとの趣旨の文書が市に提出されたとのことです。
撮影日:2023年5月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント