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羽沢池辺線(羽沢・菅田地区) 進捗状況2026.1

横浜市で事業が行われている横浜国際港都建設計画道路3・2・2号羽沢池辺はざわいこのべ線(羽沢・菅田地区)の進捗状況を見て来ました。

環状2号線から分岐し、山下長津田線に至る区間で事業を行っているものです。横浜市の3環状10放射道路のうちの1つです。

事業概要

横浜国際港都建設計画道路3・2・2号羽沢池辺線は、横浜市神奈川区羽沢町から横浜市緑区池辺町に至る延長約5,050mの都市計画道路です。このうち上記図に示した区間では、道路を整備する事業が行われています。

施行者は横浜市で、延長は約3,150m、標準幅員は32mの道路となる計画です。

基本データ

施行者 横浜市
延長 約3,150m
標準幅員 32m
事業施行期間(都市計画法) 1993年3月5日~2030年3月31日
2026年1月5日現在

用地取得率の推移

※データ出典は各点にカーソルに合わせた際に表示します。
※取得できたデータのみ表示しています。
※市議会答弁は日付の言及があるものはその日付、ないものは発言の日時点

事業者サイト

羽沢池辺線(羽沢・菅田地区)

 


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タグ:横浜3・2・2号羽沢池辺線(羽沢・菅田地区)

羽沢池辺線(羽沢・菅田地区) 進捗状況2026.1

写真

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ

①羽沢横浜国大駅前(地図

羽沢横浜国大駅前環状2号線から北側が事業区間です。

環状2号線は信号機の少ない比較的高規格な道路ですが、羽沢池辺線も環状2号線と同様の信号機の少ない道路とする計画のようです。

現地の劣化が進んだ看板には、完成イメージ図があります。(同様のものは市のウェブサイトにも掲載されています)

羽沢池辺線は、環状2号線にランプ形状で取り付き、インターチェンジのような形状とする計画のようです。

この付近の用地はほとんど取得済みのようで、2000年代~2010年代初めにかけて、この付近の整地や、環状2号線副道の形状変更が行われたようです。

②整備済みの橋台(地図

環状2号線内回りに接続するランプ用橋台が2箇所整備されています。公共事業再評価調書によると、2012年度に整備を行ったもののようです。それ以外の整備は行われておらず、桁も架かっていません。

③環状2号線接続部を上から(地図

副道を跨ぐボックスカルバートも完成していますが、それ以外の部分はほとんど手つかずで藪に覆われています。

④六道辻橋(地図

環状2号線接続予定地北側の市道との交差部は立体交差とする計画で、六道辻橋として完成しています。銘板には2009年9月と書かれています。

橋の下に羽沢池辺線が建設される計画ですが、現在は籔で覆われています。

⑤第二羽沢跨線橋から東海道新幹線(地図

この付近で東海道新幹線を越える計画です。橋梁工事などは特に行われていません。

⑥東海道新幹線の北側(地図

この先で谷を1つ超える計画です。谷部分は橋梁となる計画ですが、これも着工していません。

ところで、この写真右側は「都市計画道路事業用地」と書かれ既に一部が買収済みのようですが、ごみが散乱しています。

⑦羽沢町の農地(地図

この部分は尾根筋のようになっていて、前後よりも標高が高い場所です。市ウェブサイトの縦断図を見る感じ、本線は切土をして通すような図に見えます。

道路予定地は、かつては防草シートを敷いたりしていたようですが、既にそれもほとんど見えない状態で、雑草で覆われています。

⑧羽沢幼稚園付近の谷筋(地図

羽沢幼稚園付近の谷筋、市道菅田第293号線交差部も、本線は橋梁で越える計画です。

側道でオンオフランプ接続とするようです。

正面の四角い箱は、横浜市水道局が発注した「工業用水道 東寺尾送水幹線口径1100㎜更新工事(その1)」(施工:大豊・森本・土志田建設共同企業体)のシールドマシン発進立坑とその基地で、羽沢池辺線の予定地を利用しています。
三枚町の環状2号線そばの到達立坑まで約2.2kmの送水管更新のためのシールド掘削を行いました。既に工事を終えたのか、看板類は撤去されていました。

その2工事も既に発注済みで、今度はこの立坑と旭清掃工場付近間の約2.6kmのシールド掘削を行う模様です。施工は大林・西武・奥村組土木建設共同企業体が受注しています。そのため、この工事ヤード等はそのまま使うものと思われます。

⑨西菅田団地南側(地図)、※左の農地のの半分程度は予定地外

更に一山越えていきます。この付近が一番標高が高くなるようです。

周辺は市街化もしてないためか、取得用地を防塵舗装しているような場所が少なく、囲いもないので、取得済み用地なのかパッとわからないところが多いです。

横浜市のウェブサイトによると、2024年度末の用地取得率は87%の見込みです。なお、横浜市の公共事業再評価調書によると、2018年度頃から86.4%で停滞しています。
80%を超えると鈍化しがちですが、用地取得交渉の難航が理由なのか、予算配分がされていないのか、どちらなのかは気になるところです。道路局全体予算はさほど変動はないようですが。

⑩西菅田団地内(地図

西菅田団地(UR都市機構)の地区内は、団地整備時から道路用地が確保されています。

工事は特に行われていません。

⑪団地調整池部分が道路予定地(地図

西菅田団地のバスロータリー北側を橋梁で越えていく計画です。

⑫西菅田団地北側の雑木林と竹林(地図

西菅田団地北側の雑木林と竹林は、一部切土とボックスカルバートで越えていく計画です。

地番図を見ると筆が割れているところが多く、用地取得もされているところが多いのではないかと思われます。

⑬菅田道路南側(地図

徐々に標高を下げながら、菅田道路までが事業区間です。

菅田道路接続部には、山下長津田線が別途事業中で、これと接続予定です。

横浜3・3・3号山下長津田線(鴨居地区)
横浜市緑区

羽沢池辺線は、この先鴨居方面に延伸し、ららぽーと横を通り、横浜上麻生道路と接続する計画ですが、現時点で事業化はしていません。

撮影日:2026年1月3日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. hamaのhiro より:

    ほぼ毎日、この区間の環状2号線を利用している者です。
    この付近には、長い事貨物専用駅として横浜羽沢駅があり、2019年にJR相鉄直通線が開業することとなり、羽沢横浜国大駅が出来、2023年からは東急とも相互乗り入れするようになっています。
    しかし、羽沢池辺線の方が先に計画されていたため、羽沢横浜国大駅と、羽沢池辺線との接続がまるで考慮されていません。菅田方面ー駅の導線が最悪で、どうやって行けば良いのか、極めて難しいです。
    道路の計画を変えるのは簡単ではないのかもしれませんが、当初の道路計画のまま開通させても、折角都心に直通する駅があるのに、駅に接続する交通のグランドデザインがまるで出来ておらず、市議会、道路部局は対応できていない状況であると思います。
    羽沢横浜国大駅の近くには、第3京浜のインター、横浜市環状2号線があり、道路と鉄道の結節点という意味では、凄く地の利がある場所なのですが、それに見合った開発がなされておらず、横浜市のダメさが目立つ点です。縦割り行政の弊害で、市長はじめ市の関係者の方には、もっと市民生活の事を考えてお仕事をして頂きたいと思います。

    • 管理人 管理人 より:

      仰る通りだと思います。
      せっかく東急方面にもJR方面にも出られる駅を作ったのに、駅前広場すらろくに作らなかったのは残念でなりません。
      最近ちょこちょこ記事内で書いていますが、横浜市の都市計画はきまぐれで、上位計画から実施計画までが一貫していないことがよくあります。これは予算の付け方にも反映されてしまいます。これにより、事業が途中で説明もないまま投げ出されることもあります。
      仰るように建築局(都市計画系部署)、道路局、交通局がまとまっておらず、最近ではここに脱炭素GE推進局(上瀬谷)まで加わってひっちゃかめっちゃかです。
      日本一人口の多い自治体であるゆえんで、”市”なのに”市”ほどの細かいまちづくりができず、”県”ほど広域な視線も持てないという中途半端な状態で、政令市の弊害もあるような気はしています。

  2. ムラナカ より:

    羽沢横浜国大駅周辺の謎の構造物について以前から気になっていたので、羽沢池辺線がついに取り上げられてうれしく思います。
    このあたりのエリアは、生活道路が非常に狭くかつ複雑に入り組んでいたり、比較的交通量の多い大池道路も歩道が無く非常に危険な状態にもかかわらず、横浜市の都市計画図を見ても特に何の計画も無いんですよね。(一方で、川崎市は都市計画だけはちゃんとしている印象です。なかなか事業化する気配がないのが問題ですが。。。)
    欲を言うなら、羽沢池辺線をもっと南まで伸ばして、大池道路を拡幅する形で16号まで延伸するのが良いと思うんですけどね。同時に区画整理をしてくれたら百点満点です。

    • 管理人 管理人 より:

      横浜市の都市計画道路網は、都内や川崎市内などに比べると密度が若干薄いんですよね。
      4車線で作るような骨格幹線道路は決定されているんですが、それ以下の地区内で完結するような幹線道路についてはあまりありません。

      当時は旧都市計画法下で、国が決定していた時代なので、当時の市政などはあまり関係ないような気はしますが、なぜなのかは少し気になっています。
      推測ですが、当時国が郊外の都市計画道路を決定している時代で、地域によっては骨格幹線道路を決定した後に地区内幹線道路を詰めるような決定方法をしている地域がありました。その決定の途中で現都市計画法が施行され、決定権者が県にかわりました。もしかしたら横浜市は決定する前に法が変わって決定されなかったんじゃないかななんて、単なる推測です。

  3. ぴろぴろ より:

    羽沢横浜国大駅付近在住者です。
    駅開発には横浜国大が関わり、隣接のタワマン(リビオタワー)にも国大施設があり、スーパーのロピアができたのは便利になりましたが、コンビニはリビオの1階の中ほどにあり、近隣住民しか知らないのでは?と思います。

    利用者目線のない開発にはがっかりしています。
    道路がもっと便利になって、駅前も発展するとうれしいです。

  4. 匿名 より:

    横浜市は道路計画立てては、用地確保をある程度までは進めるものの、予算無いからと中途半端な形で放置が余りに多すぎますね。時が経つと、需要の変化で不要と見なされて完全事業中止になっていたり。
    一部用地買収や着工して事業中止とか予算の無駄遣いでしかないので、新たな需要が発生して新たな計画が必要なのは分かるけど、既存計画をしっかり完成させて欲しいです。

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