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立川3・4・26号東大和清水線 南高木交差点~高木橋間 2027年度事業認可取得へ 着手前の状況

東大和市立川3・4・26号東大和市清水線が、事業認可取得に向けた業務が発注されているようなので、着手前の状況を見て来ました。

この路線は、2016年に策定された『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』で優先整備路線に選定されていた区間です。市議会録によると、そのうちの南高木交差点から高木橋に至る約180mの区間について、2027年度の都市計画事業認可の取得を予定しているとのことです。

事業概要

立川3・4・26号東大和清水線は、東大和市桜が丘一丁目から東大和市清水一丁目に至る延長約2,900mの都市計画道路です。

このうち、上記図で赤色示した区間では、道路整備に向けた検討が進められているものと思われます。東京都都市づくり公社発注の設計等の委託業務が発注されています。

延長は約180m、都市計画道路の計画幅員は16mです。

2025年3月市議会の予算特別委員会で、2027年度の事業認可取得を目指すと答弁がありました。

基本データ

施行予定者 東大和市
事業予定延長 約180m
幅員 16m
車線数 2
事業施行期間 未認可(2027年度を目指す)
2025年10月3日時点

用地取得率の推移

未着手

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者 当初契約額(税込)
未発注
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税込)
※これ以前は情報収集していません
2025年度 令和7年度 都市計画道路3・4・26号東大和清水線地歴調査及び交通量調査業務委託(東京都都市づくり公社発注) 不調 -
2025年度 令和7年度 都市計画道路3・4・26号東大和清水線地歴調査及び交通量調査業務委託(東京都都市づくり公社発注) 株式会社ヤチホ 3,267,000円
この表の注意事項
データ収集期間:工事すべて、委託2025年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2025年10月3日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


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タグ:立川3・4・26号東大和清水線

立川3・4・26号東大和清水線 南高木交差点~高木橋間 2027年度事業認可取得へ 着手前の状況

現地の状況

撮影位置はこの通りです。市議会で事業認可取得を予定しているとされた区間以外もついでに見ています。(周辺のGoogleマップ

事業認可取得予定区間

南高木交差点
①南高木交差点(地図

新青梅街道と交わる南高木交差点から北側が事業予定区間です。ニトリ東大和店がある交差点です。

この道を南に行くと、東大和市駅前にたどり着きます。

この先の区間は幅員7m程度で、東側のみ小規模な歩道があります。車道はセンターラインがない俗にいう1.5車線道路で、西側には歩行空間を示す外側線が引かれています。

都市計画道路は幅員16mで計画されています。現時点でどのような道路を整備するか公表がみつかりませんが、おそらくこの幅員で整備されるのではないかと思われます。概ねこの現道に沿って拡幅される形です。

この路線は、2024年度市議会第4回定例会に上程された一般会計補正予算案で、街路整備業務委託料が計上されました。2025年度一般会計当初予算にも計上されています。
事業は東京都都市づくり公社に委託されていると見られ、公社の令和6年度(2024年度)業務報告書と、令和7年度(2025年度)事業計画書にもこの路線の記述が見られます。

2025年度には、東京都都市づくり公社から「令和7年度 都市計画道路3・4・26号東大和清水線地歴調査及び交通量調査業務委託」が発注され、株式会社ヤチホが落札しています。

②高木橋(地図

市議会答弁によると、空堀川と交わる高木橋までが事業予定区間のようです。橋の前後どちらまでかはわかりません。

現在の橋は、河川整備に伴い2012年度に架けられたもので、全国道路施設点検データベースによると、幅員8.5mです。

意外と交通量が多く、多くは武蔵大和駅方面に抜け道として使っているように見えました。

事業予定区間が中途半端なところで止まっていますが、事業の必要性について、下記のような答弁がありました。

都市づくり課長
事業の目的、必要性につきましては、当該路線が、東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)において優先整備路線に位置づけられていること、また令和4年度から東京都が進めている空堀川流域雨水幹線整備工事において、当該路線に雨水幹線を埋設し空堀川へ排水する計画となっており、東京都が進める雨水幹線整備工事の進捗状況と併せて拡幅整備を行う必要があるものであります。
2024年 第4回定例会 11月29日

空堀川流域雨水幹線は、東大和市、武蔵村山市、立川市のそれぞれ一部の雨水を排出するために設置される雨水管です。現在は上仲原公園~東大和市駅前~向原西公園間で第1工区の工事が進められています。

予定区間以外の区間

③北高木橋(地図

ついでなので、第四次事業化計画で優先整備路線になった区間のうち、今回事業予定ではない区間の様子も載せておきます。

高木橋のすぐ北側で、奈良橋川を跨ぎます。この橋も高木橋と同程度の幅員です。

幸右衛門茶舗駐車場の北側
④幸右衛門茶舗駐車場の北側(地図

第四次事業化計画では、幸右衛門茶舗駐車場の北側までが優先整備路線になっていました。

ただここまで拡幅しても北側が狭いので、微妙な感じです。

撮影日:2025年11月22日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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