東大和市で事業が行われている立川3・4・17号桜街道線の進捗状況を見てきました。
東大和市駅からイトーヨーカドーやヤオコー方面へ桜街道を拡幅するもので、東大和市が事業を行っています。
事業概要
立川3・4・17号桜街道線は、東大和市新堀三丁目から武蔵村山市榎一丁目に至る延長約6130mの都市計画道路です。このうち、上記図で示した区間では、道路を拡幅する事業が行われています。
施行者は東大和市で、延長は約572m、幅員は16mの道路となる計画です。
| 施行者 | 東大和市 |
| 延長 | 約572m |
| 幅員 | 16m |
| 事業施行期間 | 2019年8月1日～2032年3月31日 |
| 2024年5月4日時点 | |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
イトーヨーカドー東大和店がある東側の交差点付近から東大和市駅方面にかけてが事業区間です。
この事業ですが、市のウェブサイトでは案内が一切案内がなく、また、都市計画法第66条及び同施行令第42条に規定する周知看板が見当たらず、謎多き事業です。
大規模事業者やマンションが多いため、そちらに個別で周知しているのかもしれませんが。それと一応説明会はしているようです。
この区間は2016年に東京都及び区市町で策定した『東京における都市計画道路の整備方針（第四次事業化計画）』で優先整備路線に選定されていた路線です。
一部を除き、現況幅員約12.5mから16mに拡幅する計画です。南側に拡幅する模様です。ただし学校給食センター付近は既に16m確保されています。
既に一部で用地の取得がされ、防草シートが敷かれている場所がありました。
沿道には大規模施設や大規模マンションが多く建ち並んでおり、事業開始前から都市計画道路の予定地箇所は植樹帯や遊歩道として用地が確保されていたところが多いようです。建物の移転などはないように見えます。
建通新聞によると2019年度に実施設計が行われているようです。
整備後は無電柱化が行われる予定とのこと。
東大和市駅側は、都市計画道路の線形が南街四丁目交差点方向にカーブするため、現況道路と重複する途中までの拡幅となる計画です。
このため、駅との間約100mは現況幅員のまま狭窄で残ることとなります。
狭窄となる区間も堅牢な支障物件はほぼないように見えますから、任意的に道路事業として拡幅整備したらいいのに。
撮影日：2024年5月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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