日野市で事業が行われている南平Ⅱ期の進捗状況を見てきました。
北野街道として親しまれている都道173号上館日野線のうち、南平付近の約460mについて拡幅するものです。

位置は京王線の高幡不動駅~南平駅間付近です。
都市計画道路名称は日野3・4・3号落川平山線です。
事業概要
一般都道第173号上館日野線のうち、上記で示した区間では、日野3・4・3号落川平山線の事業認可を受け、南平Ⅱ期として道路を拡幅する事業を行っています。
施行者は東京都で、2015年6月20日に事業認可を取得しています。延長は約460mで、幅員16mの2車線となる計画です。
現在の道路は北野街道として親しまれています。
基本データ
施行者 | 東京都 |
延長 | 約460m |
幅員 | 16m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2015年6月20日~2027年3月31日 |
2020年12月12日現在 |
最近の発注状況
工事 | ||
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発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません。 | ||
発注なし |
委託 | ||
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発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません。 | ||
2023年度 | 道路詳細修正設計及び電線共同溝詳細修正設計(5南西-南平) | セントラルコンサルタント株式会社 |
2024年度 | 道路予備修正設計(6南西-南平Ⅱ期) | 株式会社復建技術コンサルタント |
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写真等

撮影位置はこの通りです。

すき家日野南平店付近から東側が事業区間となります。
2015年に都市計画道路事業の認可を得て事業を進めていて、都のサイトによると、2020年4月1日現在の用地取得率は40%とのこと。
これより西側の区間も断続的に拡幅事業が行われていて、一部では完成しています。

現道はややカーブして、さらに東に行くほど標高を上げます。
昭和シェル石油の敷地の一部が道路用地となっているようです。昭和シェルは統合が予定されていますが、今後どうなるでしょうか。

用地の一部は宅地開発時に捻出され、都市計画道路事業の認可前から確保されています。
奥の坂道の部分が特に幅員が狭くなっていて、南平歩道橋があります。拡幅時には架け替えか撤去が必要になりそうです。

この付近はやや起伏に富んでおり、やや規模の大きい工事が必要になりそうです。
特に民家の入口の私道などの取り付けなどどうなるでしょうか。

南平三丁目信号の先が事業区間の東端となります。この先の区間は南平Ⅰ期として事業中です。

撮影日:2020年11月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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