町田市で事業が行われている町田3・3・36号相原鶴間線（旭町）の進捗状況を見てきました。
旭町陸橋（仮称）では、下り線の上部工事が終了し、上り線の上部工事が始まっていました。
事業概要
町田3・3・36号相原鶴間線は町田市を東西に突き抜ける多摩地域の骨格を形成する主要な幹線街路です。
このうち、木曽団地南交差点～町田市民病院付近間では旭町地区として事業が行われています。
2007年9月6日に事業認可を得て東京都が事業を行っているもので、延長は約800m、幅員は25mで2車線となる予定です（都市計画上は4車線）。
この区間が開通すると常盤駐在所北交差点～市民病院まで1つでつながり、町田街道のバイパスとしての機能が発揮されそうです。
2024年3月23日15時に交通開放されました。
| 施行者 | 東京都 |
| 延長 | 約800m |
| 幅員 | 25m |
| 事業施行期間 | 2007年9月6日～2029年3月31日 |
| 交通開放 | 2024年3月23日15時 |
| 2024年3月26日時点 | |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
この辺りは特に変わっていません。
東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の用地取得率は99%です。
この区間の電線共同溝は、2021年9月上旬までの予定で行われていた「街路築造工事に伴う電線共同溝設置工事（2南東-町田3・3・36旭町）」によって整備がされています。この工事で北側の街渠も一部整備が完了しています。
入札情報サービスによると、次期工事となる「街路築造工事に伴う電線共同溝設置工事（3南東-町田3・3・36号旭町）」も既に施工者が決まっています。施行予定者は前回工事と同様に多摩住起建設株式会社です。情報公開されている工事設計図によると、写真②部交差点付近の電線共同溝や、街渠を整備する予定のようです。
12月5日現在現場着手はしていませんでしたが、時期に着工となると思われます。
だんだんと道路らしくなってきましたね。
2022年以降、さらに整備がされるでしょうか。
途中、わさび沢川（中町6号水路）などを横断する旭町陸橋（仮称）は、下り線（南町田方面車線）の上部工整備が完了し、上り線（相原方面車線）の上部工整備が始まっています。
工事件名は「旭町陸橋（仮称）PCけた製作・架設工事（2南東-町田3・3・36旭町）」で、2022年11月9日までの予定で、株式会社安部日鋼工業東京支店が施工しています。
工事設計図によると、工事は橋桁や床版などを整備するもので、舗装などは次期工事になるようです。
工事は下り線のときと同様に、相原側から架設桁架設により橋桁を設置するようです。
12月5日現在、門構の設置などが行われ、工事が進んでいました。（右側は整備完了した下り線）
工事設計図によると、この工事では高欄や車両用防護柵の設置なども行われる予定だそうです。
なお、現地に設置されていた看板によると、橋下の市道町田253号線は2021年12月17日～2022年4月15日までのうち20日間程度、日中のうち2～4時間程度、通行止めとなるようです。
入札情報サービスによると、今年度はこのほか「旭町陸橋(仮称)上部仕上げ工事(３南東－町田３・３・36旭町)」が発注予定で、2021年2月7日に開札予定となっています。
完成までは数年かかりそうですね。
ちなみに、2021年12月20日に、ここより市立旭町体育館方面に至る町田3・3・36号相原鶴間線（高ヶ坂Ⅰ期）が事業認可されました。
撮影日：2021年12月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。（0000）
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