国分寺市で事業が行われている国分寺3・4・6号小金井国分寺線ののうち、西武国分寺線との立体交差予定区間の進捗状況を見てきました。
2023年1月には、東京都北多摩北部建設事務所及び国分寺市役所主催の整備に関する説明会が開かれていました。
事業概要
国分寺3・4・6号小金井国分寺線は国分寺市本多五丁目から国分寺市日吉町三丁目に至る全長2,880mの都市計画道路です。
このうち、東恋ヶ窪および西恋ヶ窪地内において事業が行われています。
2013年4月16日に事業認可を得て東京都が事業を行っています。事業延長は約470mで、計画幅員は16m~26mです。西武国分寺線とは立体交差します。
この道路は1966年に国分寺市が事業に着手したものを、2013年に東京都が引継ぎ、現在は東京都が事業を行っているものです。
市議会録によると、過去の経緯から、用地折衝は国分寺市が行っています。
施行者 | 東京都 |
延長 | 約470m |
幅員 | 16~26m |
事業施行期間 | 2013年4月16日~2025年3月31日 |
2020年5月12日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
ここから先が事業区間です。
1966年に国分寺市が事業に着手したものを、2013年に東京都が引継ぎ、現在は東京都が事業を行っているものです。
市議会録によると、過去の経緯から、用地折衝は国分寺市が行っています。
そのような経緯からか、2023年1月の説明会は東京都のほか国分寺市も説明会主催に加わっています。
用地の取得は完了しているように見えます。
右側正面に熊野神社があり、取得済み用地境にブロック積み擁壁がありましたが、L型?擁壁に建て替えられていました。
東京都及び国分寺市が2023年1月に行った説明会資料によると、この交差点の先から西武国分寺線に向かってアンダーパスになる計画です。
この交差点は道路ができると5つの道路が交差することになりますが、西恋ヶ窪三丁目交差点方面の道路を車両の通り抜けを禁止することで、4差路となる計画のようです。また、正面踏切方面についても通り抜け不可となるようです。
取得済みの用地が広がっています。
線路を越えた左側にあった電子部品会社は解体され、マンションが竣工していました。会社だったときには一部が道路用地と重なっていたもので、現在は用地取得がされていました。
説明会資料によると、西武国分寺線とはアンダーパスとなる計画で、歩道もアンダーパスになります。
開通後は、熊野神社通りの国分寺第1号踏切は廃止されます。
このあたりは何年も変わっていません。
ここから先は、西武多摩湖線交差部を除き完成しています。(現在は国分寺市道)
この記事の事業区間については、2023年1月19日に都道に編入する告示がされています。都道恋ヶ窪新田三鷹線への編入となっています。
撮影日:2023年1月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
コメント
元地域住民です。
ここの道路は使わざるを得ないことが多々あったのですが、特に踏切近辺は狭くて、怖い思いもしました。
あまり良い迂回路もないので、早期に完成すると嬉しいですね。
用地取得が進み暫定歩行者通路が整備されたり、大型マンションの歩道状空地により踏切の前後の区間はいくぶん改善はされていましたが、踏切部分は幅員約6mで狭いままでしたからね。
鉄道とのアンダーパスは普通に工事しても10年近くかかることが多いので、どれくらいで整備されるかは気になるところではあります。
多摩湖線側もアンダーパスにするのでしょうかね。
都市計画的にはアンダーパスです。
この道に続いている多摩湖線の踏切はどうなるのでしょうね。バスが踏切をクランク状に横断していて優先度高く用地取得も終わってそうなのに着工の気配がありませんね~
西武多摩湖線交差部分についても、国分寺市が立体交差する予定で国分寺市が用地取得を進めていたものですが、現在は東京都が工事を行う計画となっています。
2016年に策定された『東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)』においては、東京都施行の優先整備路線に選定されています。
工事が始まりました!