来月(10月)の築地市場閉場後1か月以内に暫定開放される予定の環状第2号線のうち、豊洲市場付近~築地大橋間で9月15日見学会が行われたので見てきました。
当日は自由に出入りができ、開通前の道路を歩くことができました。あいにくの雨でしたが、多くの人が来場していました。
写真が多く1度に載せきれないので、分割して掲載します。今回は豊洲市場付近~晴海五丁目交差点間を掲載します。
撮影位置は上の地図の通りです。
雨のため水滴などが映ってしまっています。
当日は市場前駅側の出入口から入場、北に向けて歩きました。
豊洲市場と築地市場の問題で、当初計画より交通開放が遅れている道路であることは報道などの通りです。
豊洲~晴海間は片側3車線の6車線の構造で、非常に広い幅員の道路となっています。
都市計画上は、豊洲大橋部分は幅員40m、橋の南側は50m、北側は60mです。
道路付属物は黒色系が採用され落ち着いた雰囲気になっています。道路照明も柱がデザイン性のあるものと言えます。
自転車道・歩道はインターロッキングブロック舗装で、植栽もおこなわれています。
電線類は地中化され、電線共同溝が整備されています。
車道の路側帯も広いものとなっています。駐車禁止です。(豊洲大橋上は駐停車禁止)
交差点部分は5レーンになっています。右折レーンが2つあります。
都市計画上は横切る補助第315号線と立体交差する計画ですが、平面で完成しています。
この道路に面して豊洲市場の出入口があります。
豊洲市場は10月11日に開場予定です。
豊洲大橋は豊洲地区と晴海地区を結ぶ橋で、幅員32.3m(都市計画上は40m)、橋長は550mです。
橋の上では駐停車禁止となっています。
構造形式は「5径間連続鋼床版ラーメン箱桁橋」で、V脚をもった橋となっています。
橋の上部両側には自転車歩行者道が整備されています。
横風注意の標識も設置されています。
実際、海風なのかビル風なのか強い風が吹いていてきつかったです。
舗装によって色分けされています。
橋の上には両側2ケ所ずつ見晴し広場が設置されています。
ここにはベンチが設置され、高欄部分に照明が仕込まれていました。
ちなみに、奥に見えるクレーン車が大量に見えるのは東京オリンピック・パラリンピック大会での選手村となる場所です。この道路も選手の輸送に使われる予定となっています。
写っていませんが、左側にはレインボーブリッジも見えますよ。
この部分は副道も含めて幅員60mとなっています。本線と副道の間には透明の防音壁が設置されています。
それにしても高いビルが多いですね。あちこちでタワマンができてますが大丈夫なんですかね。
晴海五丁目交差点で補助第314号線と交差します。平面交差となっています。
交差点部分は5レーンが用意されています。
今回の記事ではここまで。続き北側は次の記事で掲載します。
当日は晴海五丁目交差点の角で「晴海選手村予定地オープンハウス(大会後のまちづくり)」が行われていました。
並んでいたので立ち寄るのはやめました。
撮影日:2018年9月15日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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