練馬区の放射第35号線平和台トンネルが2024年2月24日に開通するのに先立ち、2月18日にプレイベントが開かれていたので行ってきました。
この道路は放射第35号線(早宮・北町)として、2004年に事業認可を得て東京都が整備を行っていたもので、2020年3月30日には環八通り~川越街道間が暫定2車線で交通開放されています。
2月24日に交通開放される予定なのは、環八通りと交差する平和台駅前交差点のアンダーパス部です。
小竹向原方面が依然として未整備のため、アンダーパス部も引き続き暫定2車線での供用となる予定です。
なお、トンネルは自動車専用となり、原付・軽車両・歩行者は通行できません。
詳しい道路の状況は道路開通後に改めて掲載することとし、今回はプレイベントの様子をお伝えいたします。
イベントは事前申込制でしたが、現地で申し込みのチェックなどは一切なく、申込者以外は立ち入れないといった案内もなくフリーパス状態でした。地域の人らが多く来場していましたね。
イベントでは、練馬区のキャラクター「ねり丸」も登場し、子供たちに人気でした。
アンダーパスの入口には情報板が設置されているほか、原付・軽車両の進入を禁止する標識が設置されています。
暫定2車線での供用開始を予定しているため、車道は仮設ガードレールによって狭められています。
また、スロープ部には樹脂系すべり止め舗装がされています。
スロープ部の壁面には吸音板がびっしりと敷き詰められているほか、擁壁上部には透明な防音壁が設けられるなど、周辺環境に配慮がされています。
トンネルは「平和台トンネル」と名付けられました。
この日はイベント用に壁面にも銘板を模したシートが貼り付けられていました。
トンネル内はLED照明によって照らされ明るかったです。
非常用電話と消火設備がところどころに設けられています。
トンネル等級はBなのかな?
冠水対策としてポンプも設置されています。地上に関連施設が設けられています。
入ることこそできませんでしたが、入口のドアが開けられていました。
南側も同様の設備を設置。側道部の街築も進んでいて、歩道部が大幅に拡張されています。
さいたま方面行きトンネル内は「光と音」という展示がされていました。
プロジェクションマッピングでねり丸が映し出されていたのがとてもシュール。
その他地上部などの様子は開通後に掲載いたします。
撮影日:2024年2月18日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
勉強になりました。