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山手線越える補助第92号線(中里) 橋梁下部工事進む 進捗状況2025.11

東京都北区で事業が行われている補助第92号線の進捗状況を見て来ました。上中里方面と田端二丁目方面を結ぶ都市計画道路で、山手線や湘南新宿ラインを越える計画です。

現在は橋梁の下部工事が進められています。

事業概要

補助第92号線北区西ヶ原一丁目から荒川区西日暮里四丁目に至る延長約2.2kmの都市計画道路です。このうち上記図で示した区間では、道路を新設する事業を行っています。

都市計画法の事業認可は2021年3月5日。延長は約160m、幅員は20~22mで、2車線の道路となる計画です。なお、山手線及び山手貨物線(湘南新宿ライン)とは橋梁により立体交差する計画です。

基本データ

施行者 東京都
延長 約160m
幅員 20~22m
車線数 2
事業施行期間 2021年3月5日~2031年3月31日
2022年10月26日現在

用地取得率の推移

※データ出典は各点にカーソルに合わせた際に表示します。
※取得できたデータのみ表示しています。
※市議会答弁は日付の言及があるものはその日付、ないものは発言の日時点

最近の発注状況

工事
発注年度 工事名称 受注者
※これ以前は情報収集していません
2025年度 JR山手線こ線橋(仮称)鋼けた製作工事(7六-補92中里) 株式会社中央コーポレーション
委託
発注年度 委託名称 受注者 当初契約額(税込)
※2023年度以前は情報収集していません
2025年度 補助第92号線(中里)道路予備修正設計(その3)及び橋梁詳細修正設計(その2) 株式会社トーニチコンサルタント 18,689,000円
この表の注意事項
データ収集期間:工事2024年度~、委託2024年度~(それ以前は収集していません)
東京都が協定によりJRに委託して行う設計や工事は記載していません。
最終更新日:2025年10月3日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
契約額は入札情報サービス記載の当初契約額です。契約変更等があったとしても対応していません。記載がないものは情報収集していません。
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


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タグ:補助第92号線(中里)

山手線越える補助第92号線(中里) 橋梁下部工事進む 進捗状況2025.11
補助第92号線(中里) 進捗状況2022.10

進捗状況

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ

事業区間の南側
①事業区間の南側(地図

事業区間の南側です。

写真正面、仮囲いの先にJR線があり、橋梁下部工事(橋台設置工事)が進められています。

現在行われている工事は、「駒込・田端間補助92号線こ線道路端新設工事」で、2028年7月までの予定で、東鉄工業株式会社が施工しています。

鉄道敷地に架かる工事は、鉄道会社に委託して工事を行うことが通例で、この工事も東京都がJR東日本に委託し、JR東日本が東鉄工業株式会社に発注しています。(鉄道に関係ない部分は都が発注)

この部分のJR山手線とJR湘南新宿ラインは、掘割のような場所を通っていて、さらにJR山手線とJR湘南新宿ラインが道路予定地下で立体交差しています。この掘割部分を越えるように橋梁が整備される計画です。

右下事業スケジュールによると、橋台工事は2024年度から2025年度までの予定で、2025年度から2026年度にかけて橋桁架設工事も進められ、2027年度~2028年度前半に上部舗装や柵の設置工事、2028年度~2029年度に取付道路の整備を行う計画と記載があります。

山手線と橋台工事箇所、右が田端、左が上中里方面
②山手線と橋台工事箇所、右が田端、左が上中里方面(地図

右側、田端方面は、工事前は法枠で補強された法面でした。現在は仮設構台や軽量盛土によって作業スペースを確保したうえで、橋台の整備が進められています。

鉄道近接で作業スペースが限られていて、かなり難しそうな工事だなという印象です。

上中里側施工ヤードの様子
③上中里側施工ヤードの様子(地図

鉄道北側の、道路予定地にあった中里台遊び場は、2023年1月10日に閉園し、現示材破施工ヤードとして活用されています。

また、横断していた道路の一部は閉鎖され、迂回路が整備されていました。

こちら側から見ると、A1橋台側は完成しているように見えます。

滝野川支所前通り
④滝野川支所前通り(地図)

2025年6月9日には、上部工の鋼桁を製作・運搬する工事の入札が行われました。

工事件名は「JR山手線こ線橋(仮称)鋼けた製作工事(7六-補92中里)」で、2027年2月22日までの予定で、株式会社中央コーポレーションが施工しています。

橋桁は工場で製作し、この現場まで輸送するものです。工場製作~現場搬入までが都が発注、架設を都が委託したJR東日本が発注する模様です。

整備される橋梁は、橋長46.00mの鋼床版箱桁橋となるようです。

撮影日:2025年11月29日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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