池袋駅の北西側で行われている東京都市計画道路事業幹線街路補助線街路第173号線(補助173号)の進捗状況を見てきました。
補助173号線は池袋駅西口から山手通りに至る都市計画道路で、現在、池袋二丁目~山手通り間で事業が行われています。
この事業は完了しています。
補助第173号線は豊島区西池袋一丁目から板橋区南町に至る延長1,210mの都市計画道路です。
このうち、上記で赤色で示す区間で事業が行われていました。
事業延長は約530mで、東側約505mを豊島区が、西側約25mを板橋区が事業を行っていました。豊島区内は2001年3月6日(東京都告示第208号)に、板橋区内も同日(東京都告示第209号)認可されました。
道路幅員は18mで2車線となりました。
施行者 | 豊島区、板橋区 |
延長 | 約530m(うち豊島区約505m、板橋区約25m) |
幅員 | 18m |
事業施行期間 | 2001年3月6日~2018年3月31日 |
2020年6月2日現在 |
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赤札堂の前です。ここは事業区域外ですが、交通開放に向けて信号機が新設されていました。事業区域の交通開放に合わせて点灯するのでしょうか。
事業区域は奥の一時停止標識の先からになります。
工事は終盤で、街路灯や信号機が既に設置されていました。
歩道はおおむね舗装が完了していますが、車道は仮舗装になっていました。
歩道については既に暫定供用されているほか、車道については前からあった代替通路として西行き一方通行で暫定供用されています。
現在豊島区内で行われている工事は「工事35号都市計画道路補助173号線道路整備工事(その4)」で、主な工事内容としては歩道舗装工、車道舗装工、遮熱剤塗布工、街築工、防護柵工、道路植栽工、区画線工でこの工事で完成するんじゃないかなと思います。
工期は3月30日まで
車道は幅員4.5mで、インターロッキングブロック舗装となっており、自転車歩行者道となるようです。
車道については幅員9mでとなっています。工事看板で「遮熱剤塗布」とあるように、本舗装後グレーの塗装がなされるのではないかと思います。都内都心部ではグレーの塗装が増えています。
電線類は地下化されています。
この付近は北側歩道のインターロッキングブロック舗装がされていませんでした。今後行われるものと思われます。
奥に見える高架は首都高速中央環状線で、真下には山手通り(環状6号線)が通っています。事業区間はそこまでとなります。
計画区域には信号のある横断歩道が数か所設置されるようです。
計画道路のうち西側約15mが板橋区になります。重機の奥の部分です。
工事件名は「道路築造工事(都市計画道路補助第173号線)」です。工期は2月下旬まで。
こんな感じです。
今年の早いうちに交通開放されるかなと思います。
撮影日:2017年1月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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