箱根ケ崎立体交差事業 進捗状況2024.4

西多摩郡瑞穂町で事業が行われている箱根ケ崎立体交差事業の進捗状況を見てきました。

下部工が完成しています。

事業概要はこちら

西多摩郡瑞穂町のJR八高線 箱根ケ崎駅北側では、JR八高線を跨ぐ立体交差道路の建設事業が行われています。

施行者は東京都で、事業延長は約510m、JR八高線とはオーバーパスで立体交差となる計画です。なお、JR八高線東側は東京都が直接用地を取得していますが、JR八高線西側では瑞穂町施行の箱根ケ崎駅西土地区画整理事業が行われており、同事業による換地によって道路用地が確保されています。

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2019年度搬入路設置工事(西-箱根ヶ崎立体の2)有限会社松沢土建
2021年度箱根ケ崎陸橋(仮称)下部工事(西-箱根ケ崎立体の3)株式会社島田組
2022年度箱根ケ崎陸橋(4)鋼けた製作・架設工事その2株式会社駒井ハルテック
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2024年度橋梁詳細補足設計(箱根ケ崎陸橋)(その2)株式会社エイト日本技術開発
この表の注意事項
データ収集期間:工事2019年度~、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2025年1月14日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

撮影位置はこの通りです。

①事業区間東側付近(地図

都道166号瑞穂あきる野八王子線との交差点から西側が事業区間です。

現地を見る限り、用地種の取得はほとんど完了しているように見えました。

立体交差に至る前後の区間の道路整備はまだされていませんが、立体部の橋梁工事は始まっています。

②工事済みの橋梁下部(地図

現時点では、橋梁の橋台2基橋脚4基の下部は既に完成しています。

上部工も順次施工できそうですが、2024年4月1日公表の年間発注予定には記載がないように見えます。

これまでの工事の設計図等によると、オーバーパスは歩道付きの2車線で、前後の勾配は5%程度となるようです。なお、八高線は単線ですが、建築限界は4線分を確保しているようです。箱根ケ崎~金子駅間でJR中央線系統の車両基地の計画がかつてあったことから、考慮したものと思われます。

③狭山踏切(地図

立体交差予定地には狭山踏切があります。

④事業区間西側付近(地図

事業区間は岩蔵街道と交わるセブンイレブンのある交差点までです。

付近では瑞穂町施行の箱根ケ崎駅西土地区画整理事業が行われています。

周辺は既に宅地使用が開始されているようで、道路予定地についても用地確保されているように見えました。

撮影日:2024年4月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

コメント

  1. 元西多摩民 より:

    あれ、ここが完成したら現道の青梅街道踏切は閉鎖されて通り抜け出来なくなるんだろうと思っていたんですが、現時点では踏切の廃止については明示されてはいないんですかね?
    まあ常識的に考えれば2ヶ所とも廃止されるでしょうが。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      踏切の廃止について明示している資料がなかったので本文でも既存踏切には触れなかったのですが、瑞穂町施行の箱根ケ崎駅西土地区画整理事業で青梅街道が分断されるのと、ご指摘の通り常識的に考えて2箇所とも廃止されると思います。
      (議会録を漁りましたがこちらも明確な答弁が見つかりませんでした)

  2. ぽにょ より:

    こんにちは。掲載を楽しみにしていました。

    ご存知かと思いますが、立体開業後はこちらが都道5号線 青梅街道になります。(将来的には瑞穂消防出張所〜武蔵村山市内となりますが、こちらは都道にはならない事業)今ある青梅街道の踏切の代替事業として始まりました。よって踏切は廃止となります。が、狭山踏切もあるので、どちらかを移設扱いにして踏切を残したいとの声があるのも事実です。

    またこの記事では触れられてないのですが、本事業終点の都道166号線側は散策されましたか?? 本事業によって青梅街道はクランク化されてしまいます。よって、重複となる都道166号区間に青梅方面用左折レーン(立体方面へ)と新宿方面用左折レーン(立体方面から)が新たに新設されます。なのでもちろん拡幅。如意輪幼稚園とたかはし屋跡地は用地買収されてます。お暇があれば見に行ってみてくださいね。

    • 管理人 yunomi-chawan より:

      一緒に見てますが、現道の拡幅かつ都市計画道路事業ではないので、現時点では掲載予定はありません。

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