西多摩郡瑞穂町で事業が行われている箱根ケ崎立体交差事業の進捗状況を見てきました。
下部工が完成しています。
事業概要はこちら
西多摩郡瑞穂町のJR八高線 箱根ケ崎駅北側では、JR八高線を跨ぐ立体交差道路の建設事業が行われています。
施行者は東京都で、事業延長は約510m、JR八高線とはオーバーパスで立体交差となる計画です。なお、JR八高線東側は東京都が直接用地を取得していますが、JR八高線西側では瑞穂町施行の箱根ケ崎駅西土地区画整理事業が行われており、同事業による換地によって道路用地が確保されています。
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写真等
撮影位置はこの通りです。
都道166号瑞穂あきる野八王子線との交差点から西側が事業区間です。
現地を見る限り、用地種の取得はほとんど完了しているように見えました。
立体交差に至る前後の区間の道路整備はまだされていませんが、立体部の橋梁工事は始まっています。
現時点では、橋梁の橋台2基、橋脚4基の下部は既に完成しています。
上部工も順次施工できそうですが、2024年4月1日公表の年間発注予定には記載がないように見えます。
これまでの工事の設計図等によると、オーバーパスは歩道付きの2車線で、前後の勾配は5%程度となるようです。なお、八高線は単線ですが、建築限界は4線分を確保しているようです。箱根ケ崎~金子駅間でJR中央線系統の車両基地の計画がかつてあったことから、考慮したものと思われます。
立体交差予定地には狭山踏切があります。
事業区間は岩蔵街道と交わるセブンイレブンのある交差点までです。
付近では瑞穂町施行の箱根ケ崎駅西土地区画整理事業が行われています。
周辺は既に宅地使用が開始されているようで、道路予定地についても用地確保されているように見えました。
撮影日:2024年4月6日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
あれ、ここが完成したら現道の青梅街道踏切は閉鎖されて通り抜け出来なくなるんだろうと思っていたんですが、現時点では踏切の廃止については明示されてはいないんですかね?
まあ常識的に考えれば2ヶ所とも廃止されるでしょうが。
踏切の廃止について明示している資料がなかったので本文でも既存踏切には触れなかったのですが、瑞穂町施行の箱根ケ崎駅西土地区画整理事業で青梅街道が分断されるのと、ご指摘の通り常識的に考えて2箇所とも廃止されると思います。
(議会録を漁りましたがこちらも明確な答弁が見つかりませんでした)
こんにちは。掲載を楽しみにしていました。
ご存知かと思いますが、立体開業後はこちらが都道5号線 青梅街道になります。(将来的には瑞穂消防出張所〜武蔵村山市内となりますが、こちらは都道にはならない事業)今ある青梅街道の踏切の代替事業として始まりました。よって踏切は廃止となります。が、狭山踏切もあるので、どちらかを移設扱いにして踏切を残したいとの声があるのも事実です。
またこの記事では触れられてないのですが、本事業終点の都道166号線側は散策されましたか?? 本事業によって青梅街道はクランク化されてしまいます。よって、重複となる都道166号区間に青梅方面用左折レーン(立体方面へ)と新宿方面用左折レーン(立体方面から)が新たに新設されます。なのでもちろん拡幅。如意輪幼稚園とたかはし屋跡地は用地買収されてます。お暇があれば見に行ってみてくださいね。
一緒に見てますが、現道の拡幅かつ都市計画道路事業ではないので、現時点では掲載予定はありません。