警察多い!信号の複雑な多摩市「新大栗橋交差点」

通るたびに警察車両に遭遇する多摩市新大栗橋交差点を1時間ほど眺めていました。暇じゃないです。

新大栗橋交差点鎌倉街道18川崎街道41が交わる主要な交差点です。

平成27年度(2015年度)の道路交通センサスでは、交差点北側の関戸橋付近(41010)で28,523台/12h、東側の連光寺付近(41810)で22,621台/12hと、交通量の多い交差点となっています。

鎌倉街道側は5レーンを有するなど、交差点の規模も多摩地域でトップクラスで大きいと言えると思います。2012年にはバイク事故が都内最多箇所にもなったそうです(ソースは警視庁Twitterより)。

都市計画的には立体交差にする計画があるようですが、いまのところ平面のままです。渋滞……はそんなに起きている印象はないですし、私が遭遇したこともないですが、どうなんでしょう。

十字路のように見えますが、上の写真左側に(旧)鎌倉街道が交わっています。これは信号もなく、左折のみ可能です。

そんな新大栗橋交差点ですが、2015年3月に小学生が左折トラックに巻き込まれ亡くなる事故が発生し、2015年10月25日午前10時から信号サイクルが変更され「歩車分離式」となりました。

変更に際に、転回禁止化、稲城方面からのレーンの変更、日野方面からの旧鎌倉街道への右折禁止化などが行われています。交差点改良はいまも続いています。

渋谷のスクランブル式交差点のような歩車分離式ではなく、矢印をうまく表示させて車と歩行者が交わらないような工夫がされています。車同士の交差も全くない信号サイクル(現示)です。1サイクルは約2分40秒です。

各方面が左折・直進・右折のレーンが分離していることから可能となったサイクルとも言えるかと思います。

2017年8月29日撮影

左折信号や直進信号が複雑のため、少し前までこのような看板が立っていました。今回見たときは無くなっていました。

警察が多い

私が新大栗橋交差点を通ると、警察車両を見ないことがないくらいです。本当に多いのか確かめるために、1時間ほど観察してみました。

見始めると、さっそくパトカー3台が信号待ちの先頭に。 第九方面交通機動隊の車両もいます。

先頭で信号待ちできるようにタイミングを合わせているように見えました。

と、思ったら早速サイレンを鳴らして緊急走行。右側(稲城方面)から来た左折車両の信号無視でした。

この「左折の信号無視」がかなりあるんですね。いつもの信号サイクルだと思って走ると、左折矢印が点灯していないのを見落としてしまいます。

さらに、直進矢印が不意に出るため、気づかず後ろの車両にクラクションを鳴らされている光景もよく見かけました。

覆面も緊急走行。これも左折信号無視の取り締まりでした。

覆面はサイレンを鳴らしてないと見分けられなかったですが、何台かいたかもしれません。雨のためか、普段はよく見る白バイはいませんでした。

これは緊急走行ではないですが……。

パトカー3台は新大栗橋交差点付近を行ったり来たりしていました。

右折同士で離合。

今回は見かけませんでしたが、原付の二段階右折もよく取り締まっています。ここでの二段階右折嫌なんですよね。私は旧道を使ったりしてここでの右折を回避しています。

そうこう観察していると1時間が過ぎていました。帰ろうかと思った頃、またサイレンが鳴っていました。本当によく警察がいますね。注意喚起…にもなっているのかな?

撮影日:2018年10月4日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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