登戸土地区画整理事業　中央銀座通り廃止等に伴いバスルート変更　進捗状況2022.4

向ヶ丘遊園駅北口より真北に伸びる中央銀座通りは、2022年4月4日10時に廃止となり通行できなくなりました。

かつては多くの商店が立ち並んでいたこの通りは、土地区画整理事業に伴い2021年頃より解体が進んでいました。

廃止後は区画が整理され、タワーマンションの建設計画が進行しています。

向ヶ丘遊園駅の北口には、小田急バス、川崎市営バス、神奈中バス（週1本）、大学の専用バスなどが乗り入れていますが、これらすべてのルートが変更となっています。

小田急バスはこれまで、多摩区役所から区役所通りを経由するルートで運行されていましたが、2022年4月1日より、2021年に交通開放された都市計画道路登戸1号線を経由するルートに変更されました。

現在の登戸1号線は、歩道と車道の境界がアスカーブであるなど、暫定的な整備になっています。

入札情報などによると、2022年度には電線共同溝の整備などが行われる模様です。

バス転回広場の北側に新しくバスが出入りできる場所が設置され、ここからバスが出入りしています。

出入口には誘導員が配置されています。

これまでバスが出入りしていた駅前の部分については、単管バリケードによって閉鎖されていました。

川崎市営バスは登戸駅に向かう便のみ向ヶ丘遊園駅の北口を経由しています。（川崎市営バスのバス停名は「向丘遊園駅前」）

2022年3月27日より、向丘遊園駅前バス停は経由しないことになりました。

これまで使われていた向丘遊園駅前バス停はブルーシートで覆われていました。

バス停には、バス停が使われなくなったことを記した張り紙がありました。

神奈中バスは土曜日に1往復のみ、淵野辺駅北口と登戸を結ぶバスが運行されており、登戸方面へ向かう便のみが向ヶ丘遊園駅の北口を経由します。

この便についても、2022年4月2日より、区役所通りから登戸1号線を経由するルートに変更されるとともに、中央銀座通りを経由しないルートに変更されました。

向ヶ丘遊園駅と登戸駅を結ぶ登戸2号線については、前回訪問時から大きく変わったことはありませんでした。

この道路が完成すると、再度バス路線の運行ルートに変更が生じる可能性がありそうです。