首都高速晴海線10の開通記念イベントが2月18日に行われ参加してきました。開通する前の本線を歩くことができました。
開通記念イベントが行われたのは、3月10日16時に交通開放された首都高速晴海線10の豊洲出入口から晴海出入口の間の区間の一部。
イベントは「晴海線スカイウォーク」と言ったようです。イベントは申込制で、定員に達し次第受付終了とのことだったので先着順だったのだと思います。
開通前にブログを投稿するつもりでしたが、ずるずる伸びてしまいました。
当日は時間があったため、築地市場駅から晴海通り・有明通りを歩いてイベント会場を目指しました。晴海三丁目を越えると見えてきたのが晴海出入口。
今回開通した首都高速晴海線10は、大半が晴海大橋を含む橋梁・高架で、晴海大橋の北詰が終点・晴海出入口となります。
その晴海出入口の隣がイベント会場の出入口で、受付後、開通前の本線を歩くことができました。イベント会場では“はたらくくるま”の展示など行われていましたが、ブログでは割愛。
会場に入ったら早速本線へ。
晴海線10は都道の上下線の真ん中に造られました。
普段は人が高速道路を歩くことはないのでいいのですが、イベントで都道を渡ってそこに行くのは危ないためか、晴海大橋の下から特設の階段を使って本線に上がりました。体の不自由な方には自動車の送迎で本線まで送ることができたようです。
南行き車線を使って豊洲方面へ、途中で折り返して北行き車線を使って晴海に戻る行程です。
当日は快晴で絶好のウォーク日和でした。
晴海大橋には警察管轄の境界がありました。
ここは中央区と江東区の境界でもあります。
晴海線10は晴海大橋からそのままゆりかもめも越えていきます。奥に見えるのが市場前駅で、その両脇には豊洲市場が見えています。
このイベント名が「スカイウォーク」というように、かなり高いところを通っていますね。
ベントでは ゆりかもめ のちょうど真上付近で折り返し。折り返し地点からは豊洲出入口が見えます。
本線は2車線(片側1車線)の暫定整備です。4車線の計画のようですが、現在の整備状況では線を引き直すだけでは4車線にすることはできそうにありません。聞いた話だと、もし4車線化する場合は壁を壊して拡幅する工事が必要になるようです。
写真は望遠で撮影したので強調されてはいますが、アップダウンのある本線で首都高らしさが出ています。
北行き車線には出口の標識もありました。こうした標識を本線からまじまじ見られるのもこうした機会だけです。
テレビの収録も行っていました。テレビ朝日だったかな。
晴海大橋から晴海の街並み。
豊洲・晴海などこの近辺はタワーマンションが林立しています。人口密度がかなり高い地区になっていて、地下鉄駅のホームの広さが間に合わず拡張工事をしていたり、歩道には朝ラッシュ時の通行方法が書いてあったりします。
晴海地区には2年後の東京オリンピックの選手村ができる予定だったり、この道路ではありませんがBRTが計画されていたりもします。
晴海線10は晴海大橋を渡って一般道(都道)と合流します。合流地点は双方の道路が信号機で制御されています。その先には片側6レーンを要する交差点がありますが、信号機があれば一番端のレーンにも安全に行けますね。
ちなみに、晴海線10はこの先の首都高都心環状線C1まで繋げる計画があります。計画ではここから地下に潜り、地下で都心方面へ向かうものとなっています。
また、その計画では晴海出入口は別の場所に設けられる予定であり、現在の出入口は暫定のものであると言えます。
ただ、現在のところ都心方面への延伸は事業化されていませんし、中央区議会では反対の立場となっているようです。
晴海大橋の一般部には延伸用の準備「通称:イカの耳」があります。
これが都市計画と相違している気がしたので調べていたのですが、まだ少し疑問点があるので、わかり次第記事にするかもしれません。
晴海大橋の「イカの耳」ってどうなってんだ?
撮影日:2018年2月18日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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