座間市で事業が行われている座間3・4・5号座間南林間線のうち、神奈川県が施行する神奈川県道51号~座間下宿交差点間の進捗状況を見てきました。2022年に事業認可を得て神奈川県が事業を進めている区間です。
事業概要
座間3・4・5号座間南林間線のうち座間下宿交差点から県道51号町田厚木線に至る区間では、道路を新設する事業が行われています。
施行者は神奈川県で、都市計画法の事業認可は2022年2月22日です。延長は約680m、幅員は17mで、2車線の道路として整備される計画です。
施行者 | 神奈川県 |
延長 | 約680m |
幅員 | 17m |
車線数 | 2 |
事業施行期間 | 2022年2月22日~2031年3月31日 |
2023年12月7日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
事業区間の東側となる神奈川県道51号町田厚木線との交点です。
この先、市道に沿って拡幅するような形で道路が整備される計画です。
周辺では、座間市役所北交差点~県道51号町田厚木線間についても道路を拡幅整備する計画で、この区間は座間市が施行者となる予定です。
現在の道路はセンターラインのない道路で、一部にガードレールで歩行部分が仕切られている状況です。
抜け道となっているらしく、時々高速で駆け抜ける車が見られます。
事業認可は2022年2月22日のため、用地取得した土地はほとんど見られません。
なお、2022年6月17日には県道42号座間厚木線に区域編入する告示がされています。
周辺は戸建てや農地が点在しています。
この先は現道から外れ、座間下宿交差点方向に伸びる計画です。
登記によると、右側の防草シートが一部張られた土地は、2005年7月に座間市土地開発公社が取得し、2023年1月に公社から座間市に払い戻されています。公拡法か何かの絡みで先行取得していたのを、県が事業を始めたので買い戻した形でしょうか?
この地点では、防草シートで覆われた土地がまとまって確保されています。
Googleストリートビューによると、事業認可よりも前の2020年頃から段階的にこのような状況となっているようです。
登記によると、この土地の一部についても、2015年6月に座間市土地開発公社が売買により取得し、2023年1月に座間市が買い戻しています。これは公拡法関係な気がしますね。
座架依橋に至る座間下宿交差点に接続される計画です。将来的には十字路となります。
撮影日:2023年11月23日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
なぜ直線じゃないんだろう?ってストリートビューみたら座間キャンプ側は丘陵になってたのでなんか納得した。
地元民ですけど、今のままで十分。開発されても、車の往来が増えるだけ。座架依橋側の渋滞、栗原陸橋側の渋滞ともに増えると思います。座間小学校近くの川のある小道や、谷戸山公園など、雰囲気の良い場所や自然が豊かに残る場所は開発して欲しくない。道路としては出来れば便利だけどね。
歩道が一部存在せず、線形も未改良でかつ幅員の狭い道路を放置する方が、よっぽど危険です。
座間小学校近くの川のある小道は相模線東側の川のことだと推察しますが、これは手を加えないですし、谷戸山公園も公園用地として活用されず雑草が生い茂った道路沿い法面程度で、公園の形態としてほとんど変化はありません。
座間神社の方から、座間高校の方まで続く河岸段丘下からは、座間市民が水道水に使用している湧水が湧いています。座間小東側一帯はその湧水が流れる小道と水路がある。相模線横ではない。しっかり調べて下さい。
おっしゃる小川はGoogleマップや都市計画基本図には記載がなく、航空写真でも位置を知らない状態で視認できるほどの大きなものではないのでわかりませんでした。
したがって、コメントをいただいたあとに机上での調査には限界があるほか、コメントをもとに現地調査をするほどの余裕はありません。
また、具体的な位置を記載されていなかったので「推察しますが」と書いております。
「しっかり調べて下さい。」という強い言葉でいうのであれば、しっかりはじめから万人がわかるように記載してください。