横浜市泉区のゆめが丘駅・下飯田駅周辺で行われているゆめが丘土地区画整理事業の進捗状況を見てきました。4年ぶりの訪問です。
道路の築造は完了し、使用を開始した宅地では大規模集客施設の建設が行われていました。
撮影位置はこの通りです。
相鉄いずみ野線のゆめが丘駅を取り囲むように横浜国際港都建設計画道路3・4・54号下飯田線の整備がなされ、既に一般に開放されています。停止線や横断歩道などの公安委員会が設置する路面標示や道路標示はまだ設置されていません。
都市計画道路であっても電線類の地中化は特にされていないようでした。
駅北側のこの部分にはタクシー乗り場が設けられるようで、車道が部分的に広くなっていました。現段階では広い部分は単管バリケードで閉鎖されていたほか、タクシー乗り場を示す看板もマスキングがしてありました。
工事前は畑が広がっていた場所も、道路ができてアパートが竣工するなど、景色が様変わりしていました。
もともと十字路だったゆめが丘駅入口交差点は、道路の付替えとともに交差点の改良がされています。
土地区画整理事業に伴い、地区内には数か所の公園が整備されています。
土地区画整理法施行規則では面積3%以上の公園を設けることが書かれており、この土地区画整理事業でも下限ちょうどの3%の公園が整備されています。
環状4号は、ゆめが丘駅周辺のみ4車線に変更されました。工事前には存在していた自転車専用レーン(自転車専用通行帯)は撤去され、自転車ナビラインに置き換えられています(この日の時点では未施工)。環状4号は横浜市の自転車活用推進計画において自転車ネットワーク路線に指定されています。
ゆめが丘駅の駅前では、大規模集客施設の建設が進められています。相鉄の関連会社などが建設をしているもので、施設名称は「ゆめが丘ソラトス」として、2024年夏ごろに開業予定です。
ゆめが丘ソラトスの建築は進んでいて、階段とエスカレータと見られる構造物や、道路を跨ぐ施設歩道橋の建設も進められていました。
工事前は畑が広がり住宅が点在していた駅前だけに、この変わりようには驚きました。
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工事前と現在の比較
左が2019年12月9日、右が2023年11月5日です。
⑦ゆめが丘駅改札(地図)
現在もゆめが丘駅の改札口は1箇所のみで、改札機の数も変わりはありませんでした。改札を出てすぐの場所が工事中だったほか、ラチ内も駅改良工事が実施中で、特にトイレは仮設トイレが設置されていました。
⑧ゆめが丘駅北側(地図)
2019年の段階では駅北側の街区の工事が既に始まっていましたが、駅周辺は人気の少ない狭い道路がある程度でした。幅の広い幹線道路ができ、周辺が明るい印象となりました。
⑨ゆめが丘駅北側の街区(地図)
2019年当時は道路側溝ができている程度でしたが、道路は完成し、沿道には住宅やマンションが建ち始めています。
右側には公園が開設されました。
⑩下飯田駅前(地図)
幹線道路が整備されました。
⑪下飯田駅前の通路(地図)
右側の土地もセンター地区として「駅前拠点にふさわしい商業施設と集合住宅の形成を図る地区」となっていますが、何かできるのでしょうか?
⑫交通広場(地図)
ゆめが丘駅と下飯田駅の間には交通広場が新設されました。現時点では路線バスの設定などはありませんが、バスが発着できる構造になっています。
⑬交通広場(地図)
交通広場の北側では大規模集客施設が建設中です。
⑭大規模集客施設予定地西側(地図)
鉄塔の位置だけが手がかりです。
⑮大規模集客施設中央(地図)
道路築造は完了。区画線は一部仮区画線です。
いまは人はまばらな駅前も賑わうようになるのでしょうか。
⑯環状4号(地図)
ゆめが丘周辺の環状4号は4車線化。下飯田駅前交差点の位置も若干変わっています。
撮影日:2023年11月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
こんにちは。
いつも楽しく拝見しています。
⑨の写真って新旧逆ではないですか?
修正いたしました。キャッシュが残っている場合には古い状態のものが表示される可能性があります。
⑩「下飯田駅前」の写真のことですかね?私もそう感じました。
修正いたしました。キャッシュが残っている場合には古い状態のものが表示される可能性があります。