立川市及び小平市で事業が行われている立川3・4・25号立川小川橋線、小平3・4・24号小川橋青梅橋線及び小平3・3・3号新五日市街道線の進捗状況を見てきました。
小川橋交差点付近で道路を拡幅するとともに、一部区間の道路を付け替える計画です。
事業概要
立川3・4・25号立川小川橋線は立川市曙町二丁目から立川市幸町二丁目に至る延長約3.4kmの都市計画道路です。
小平3・4・24号小川橋青梅橋線は小平市中島町から小平市小川町一丁目に至る延長約0.7kmの都市計画道路です。
小平3・3・3号新五日市街道線は小平市花小金井南町三丁目から小平市中島町に至る延長約8.6kmの都市計画道路です。
このうち、上記図で示した区間で道路を拡幅・新設する事業を行っています。
事業認可は2015年8月6日で、施行者は東京都です。交通環境が輻輳している小川橋周辺の改善が期待されます。
施行者 | 東京都 | |
立川3・4・25号立川小川橋線 | 延長 | 約500m |
幅員 | 20m(2車線) | |
小平3・4・24号小川橋青梅橋線 | 延長 | 約500m |
幅員 | 16m(2車線) | |
小平3・3・3号新五日市街道線 | 延長 | 約120m |
幅員 | 28m(2車線) | |
事業施行期間 | 2015年8月6日~2029年3月31日 | |
2022年1月7日現在 |
※2022年1月7日に事業施行期間を2022年3月31日までから2029年3月31日まで延伸。
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等
撮影位置はこの通りです。
立川3・4・25号立川小川橋線区間
五日市街道の北側の信号から先が事業区間です。小川橋交差点付近までの区間は、現道の立川通りを拡幅する計画です。
これより南側は、「交差点すいすいプラン」により別途拡幅事業を行っています。
小川橋交差点付近までの区間では、取得した用地はほとんど見られませんでした。
東京都のサイトによると、2021年4月1日現在の事業全体の用地取得率は約27%で、1年前と比べて7ポイント増加しました。
小川橋交差点では、現在の小川橋の西側に新しい橋を架け、現道と少し位置がずれる計画となっています。
用地の取得はあまり進んでいるようには見えませんでした。
全然変わっていません。
2022年1月7日に事業施行期間を2022年3月31日までから2029年3月31日まで延伸する告示がされています。完成まではまだまだ時間がかかりそうです。
小平3・4・24号小川橋青梅橋線区間
この先、西友付近まで、現道を拡幅する計画です。用地取得率はあまり進んでいませんでした。
この右側には小平3・3・3号新五日市街道線が接続する計画で、今の小川橋交差点は切り替えられる計画です。
この先の西友付近までが事業区間です。
小平3・3・3号新五日市街道線区間
道路を付け替える小平3・3・3号新五日市街道線区間(新設区間)では、用地取得がまとまって進んでいました。
立川通りを右側へ付け替える計画の地点です。この地点からだと、2年前と比べてもあまり変わっていないように見えます。
撮影日:2022年2月24日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0550)
コメント
此処は玉川上水沿いを進もうとするととんでもなく信号待ちする場所。
歩道橋とか作ってくれたら嬉しいですが、今の東京都の姿勢からしたら難しいでしょうか?
期待はしていませんが。。
道路が完成すると、橋が架け替えられるとともに交差点の位置も変更されるので、信号現示は大幅に変更されるものと思われます。現状の交差点よりも単純化されるので、信号の待ち時間は減るのではないかと思われます。
横断歩道橋ですが、東京都に限らず全国的に廃止または新設はあまりしない傾向にあります。設置する場合にはバリアフリー設備の整備も必要ですし、その後の維持管理に費用がかさみます。ここも設置する計画は聞いたことがありません。国道のような幹線道路でもないので設置する必要はないと思います。