横浜市青葉区で事業が行われている横浜国際港都建設計画道路3・3・26号川崎町田線(恩田地区)の進捗状況を見てきました。
奈良川以東で行われていた工事が引き続き行われていて、3月5日現在、道路の路盤の工事を行っていました。
事業概要
横浜3・3・26号川崎町田線のうち、上記で示した恩田地区では道路の新設・拡幅事業が行われています。
1996年度から事業が行われているもので、施行者は横浜市、都市計画法以外の手法で事業が行われています。延長は約1,150m、幅員18~25mで、2019年度末の事業進捗率は約71%、用地取得率は68%です。
施行者 | 横浜市 |
延長 | 約1,150m |
幅員 | 18~25m |
事業施行期間 | 1996年~ |
2020年10月5日現在 |
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写真等
今回は工事箇所のみ見てきました。区間が短いため撮影場所の図は省略します。
現在行われてる工事は、「令和2年度県道川崎町田(恩田地区)道路整備工事」で、2022年3月17日までの予定で、株式会社松栄建設が施工しています。※3月5日現在
2021年5月に行われていた工事が引き続き行われている状況で、当初は2021年7月30日まででしたが、延伸されている状況です。
田奈小学校入口交差点方面は現道(県道140号140)を拡幅する区間です。既に拡幅部分の街渠や車道舗装が表層まで完了している状況でした。現道(左側)の再整備をこの工事で施工するのかどうかは不明です。いずれにしても、いずれは現道も含めた全幅で整備するでしょうし、いま表層までやっちゃうんだーって感じです。
現道と分岐する交差点部分です。写真右がこどもの国方面、写真正面があかね台入口方面です。
交差点は田奈~こどもの国が主道路、それに分岐する形であかね台入口方面が従道路になるようです。私はてっきり田奈~あかね台入口が主道路、こどもの国方面が従道路になるものかと予想していました。
なお、こどもの国方面はいまのところ拡幅用地が確保されているようには見えませんので、右折レーンが設置されないか、右折禁止になるのではないかと予想しています。(手前の中恩田橋交差点で右折すれば済むので右折禁止でも影響は少なそうですが、中恩田橋交差点にも右折レーンがありません。)
こどもの国方面も都市計画道路(おおむね現道を拡幅する)があるのですが、横浜市役所のサイトによると優先整備路線には位置付けられていません。並行する河川管理用道路等があるとはいえ、あの歩道無し幹線道路を放置するのすげえな。
3月5日現在、この付近より西側は路盤までの整備となっていました。
この付近は新設区間です。もともとは一段低い位置に田んぼが広がっていました。現在も周辺は市街化調整区域のため開発は制限されています。
この工事の設計図は見ていないのでよくわかりませんが、道路内に植栽等は設置されそうにはない雰囲気ですね。それと新設道路ともともとの道路(←)との間の空間はどうするつもりなのでしょうか。
工事区間を横切る道路では、工事に伴い全面通行止めとなっていました。通行止め期間は2022年3月3日~3月15日と掲示されていました(3月5日現在)。
工事区間は奈良川までの区間となっています。奈良川を越えるためか、やや道路が高い位置にあります。
私の予想では、この工事完了後も交通開放はされないものと思います。
奈良川以西は今のところ工事が行われていません。(奈良川のフェンス沿いがコンクリートで覆われたが、崩壊防止のためか、除草面積削減のためと思われ、特に道路は関係なさそう)
撮影日:2022年3月5日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。(0000)
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