三鷹市で事業が行われている三鷹3・4・13号三鷹駅仙川環状線の進捗状況を見てきました。昨年2月以来、約1年ぶりの訪問です。
用地取得が続けられてきましたが、工事が始まりつつあります。
事業概要
三鷹3・4・13号三鷹駅仙川環状線は三鷹市下連雀から調布市入間町境に至る延長5,260mの都市計画道路です。このうち、三鷹市牟礼六丁目地内で事業を行っています。
延長は約466m、幅員16mの2車線となる見込みです。現在の天神山通りを北に延伸する形となります。
施行者は三鷹市で、2003年2月5日に事業認可を得ました。
施行者 | 三鷹市 |
延長 | 約466m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 2003年2月5日~2025年3月31日 |
2020年5月20日現在 |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
この付近は昨年の時点でも用地の取得が完了していました。
左側の舗装が変わっているのがわかると思います。
この付近では昨年秋ごろに下水道管布設工事が行われました。工事件名は「三鷹都市計画道路3・4・13号整備に伴う管きょ布設工事」でした。
三鷹市役所のサイトの「告示情報及び入札結果」によると、入札の結果、不落随契となり、株式会社鈴建が施工したようです。
この付近も工事が行われたのでしょうか?柵が新しくなっています。
昨年の記事でも書いたように、道路用地と重なる第1駐車場については、2020年2月6日の時点で2020年3月2日より閉鎖となることが告知されていました。
予定通り閉鎖されたのか、駐車場跡は柵で囲われていました。柵には「三鷹市土地開発公社」と書かれた看板が設置されており、今後三鷹市によって買戻しされるものと思われます。
西友の店舗建物(右側白いもの)のうち、道路用地と重なっていた軒の角の部分も斜めにカットされました。
用地は見た限りだと残り2件程度と思われ、今後進むのか気になるところです。
東京都の入札情報サービスによると、年間発注予定に「路面補修工事及び道路改良工事(3北南ー天神前北浦)」が記載されています。工事内容は不明ですが、もしかすると、この道路と交差する東八道路の天神前北浦交差点のうち、東八道路下り線に右折レーンをするのかもしれません。
撮影日:2021年3月16日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント
昔、新虎通りが裏を通るというのではじめから斜めにカットされた形状のビルのオフィスにいたことがあるのですが、この西友の場合は通ることを見越して斜めに切れるようにしておいたのか、計画が変わって(持ち上がって?)斜めに切らざるを得なくなったのか、どっちなんでしょう?(笑)
この都市計画道路は1962年に都市計画決定され、1966年と1989年に都市計画変更されています。
1989年は名称のみの変更です。1966年の変更内容はわかりませんが、西友はそんなに古くなさそうなので、西友が建てられたあとに計画が変わったわけではなさそうです。
となると、①切れるようにしておいた、②何も考えずに建てた、③考慮してたけど掛かってしまった、のどれかな気がします。
都市計画道路は事業化にあたり測量するまで細かい位置は確定できないそうです。
カットされている部分も建物本体ではなく看板部分みたいなので、建物の改築かなにかで、もともとの建物の大きさより広がった(前に出っ張った)ようにも見えます。
西友前で工事が開始されてました。
情報ありがとうございます。