都道あきる野羽村線(草花大橋) 10月29日開通へ 進捗状況2025.9

あきる野市で事業が行われている都道あきる野羽村線250(平沢・二宮地区、高瀬地区)の進捗状況を見て来ました。

現在は氷沢橋交差点南側の狭隘区間だった箇所で道路整備工事が進められています。

2025年9月26日追記

2025年10月29日14時に交通開放される予定です。(東京都報道発表

事業概要

東京都道250号あきる野羽村線は、あきる野市を起点とし、羽村市を終点とする延長約2217m(H26)の東京都道です。

このうち、上記に示した五日市街道永田橋通り間では、道路を新設・拡幅、橋梁を整備する事業が行われています。

2025年9月26日追記

2025年10月29日14時に交通開放される予定です。(東京都報道発表

基本データ

施行者東京都
延長平沢・二宮地区約400m
高瀬地区約760m
2023年4月8日現在
※西多摩建設事務所事業概要による

最近の発注状況

工事
発注年度工事名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度道路改修工事(西-高瀬の5)及び街路築造工事(5西-秋多3・4・6)株式会社エージーテクノス
2024年度道路改修工事(西-高瀬の6)不調
2024年度道路改修工事(西-高瀬の6)(その2)ライチ株式会社
委託
発注年度委託名称受注者
※これ以前は情報収集していません
2023年度路床土調査(高瀬地区外1箇所)株式会社京北地盤コンサルタント
2023年度交通量調査委託(高瀬・平沢・二宮地区)株式会社エスピー研
2023年度道路詳細修正設計及び電線共同溝詳細修正設計(高瀬地区)株式会社復建技術コンサルタント
この表の注意事項
データ収集期間:工事2023年度~、委託2023年度~(それ以前は収集していません)
最終更新日:2024年12月27日

自治体等が運営する入札情報サービスなどをもとに情報を収集しています。見落とし等をする可能性があり、すべての契約を網羅しているとは限りません。特に普段とは異なる名称法則で発注されている場合は見落としが発生しがちです。また、入札後随時更新することは労力がかかりすぎて不可能であるため、データ収集開始日以前及び最終更新日以降の情報は掲載できていません
発注年度は入札日を基準としています。工事や業務は複数年にまたがる場合があります。
次の委託・工事は原則掲載しません。
・入札情報サービスに掲載されない契約(特命随契、少額随契、見積合わせ、オープンカウンター方式による契約など)
・用地の管理工事
・維持・修繕等の単価契約価契約
・入札不調や取り下げられた案件(公表する一部自治体除く)
・占用企業者による工事(下水道・水道・ガス等)
・物件補償や土地鑑定
・積算照査や発注者支援業務
など


この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

現在行われている工事

現在行われている工事は、「道路改修工事(西-高瀬の6)その2」です。工期を2025年9月末日まで延伸のうえ、ライチ株式会社が施工しています。

この工事では、氷沢橋交差点南側の狭隘区間の街築工をメインに、既に整備済みの草花大橋南側の一部区間の路面補修、さらに全線で区画線などの安全施設を整備するものとなっています。

現時点で公式の発表はないものの、この工事完了後に交通開放するものと予想しています。

(2025年9月26日追記)10月29日14時に交通開放される予定です。

9月20日の調査時点での施工状況は上図の通りです。

状況

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ

①五日市街道接続部(地図

五日市街道と接続する丁字路の信号機は、10年以上前に設置済みですが、ここも変わらず稼働はしていません。

横断歩道予定部分への視覚障害者誘導用シートの設置などが行われていました。

工事図面などによると右折レーンを整備する計画ですが、現時点でゼブラゾーンの消去などは行われておらず、レーンの設置も未了であるほか、横断歩道の設置も未了です。(区画線や道路標示は開通直前施工と思われる)

②既開通区間(地図

五日市街道北側の既に開通済みの区間では、路面補修が行われる予定ですが、9月20日時点では未施工でした。

施工にあたって行ったと見られる測量のマークも消えかかっています。

植栽(中木と高木)の植樹を行うようで、その辺りは少し手を入れたような感じに見えます。

③新設された道路標識(地図

案内標識の設置は、五日市街道も含めて設置済みでした。

④草花大橋南側の区間(地図

この1スパンは既に整備済みで未開通だった区間ですが、植栽の植え直しが行われました。低木は未施工のようです。

この区間は未開通だったこともあり荒れた状態となっていて、一度も交通開放されないまま、路面補修を行うようです。

⑤10年以上稼働していない信号機(地図

草花大橋南側の未稼働の信号機は、そのまま未稼働です。
10年以上使われていない器具ですが、交換等は行われていないようです。

今年の4月に入札された「交通信号施設 新設・移設・撤去 工事」で、制御機の調整が行われているようです。

⑥草花大橋(地図

草花大橋は依然として歩行者のみ、西側歩道の通行が可能です。

⑦草花大橋上(地図

車道と歩道の間に設置されていたBバリは撤去されていました。

⑧草花大橋北側(地図

草花大橋北側の区間では、前回訪問時には単管バリケードで区切っていたものがカラーコーンに置き換わっていました

なお中央線は前回工事での施工で、今回工事分の車線境界線などは未施工です。

⑨新設された信号機(地図

いずみ通りとの分岐点予定地付近には、横断用の信号機が新設されました。これは4月に入札が行われた「交通信号施設 新設・移設・撤去 工事」によるもので、株式会社北栄電気商会が施工しました。

この先の区間が狭隘だった区間です。これまで交通開放されなかった理由については公式に発表はありませんが、この区間で未取得の土地があり狭隘だったためだと思われます。

⑩狭隘だった区間の施工状況(地図

新たに用地を取得した東側の街築工が概ね完了し、車道を東側に切回した状態で、現在はもともと車道があった西側の歩道街築工などが進められています。街渠などの整備は進んでいて、今後歩道の舗装などを進めると見られます。

写真の左側には未取得の用地が残っていて、この部分を避けた暫定形での整備となっています。

また、この関係か、電線共同溝が整備されていない状態で、今回の工事で整備される電線共同溝は道路横断部のみとなっています。

⑪氷沢橋交差点から南向き(地図

車道の舗装は概ね完了しているほか、交差点部分の整備も完了しています。

撮影日:2025年9月20日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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