国分寺市で事業が行われている国分寺3・2・8号府中所沢線の進捗状況を見てきました。
市役所通り以南で街路築造工事が始まっています。この工事を含めた関連工事が完了後、市役所通り以南を交通開放するものと思われます。
事業概要
国分寺3・2・8号府中所沢線は国分寺市で事業中の都市計画道路です。
2007年11月26日に事業認可を得て東京都が事業を行っています。事業期間は2027年3月31日までです。
多喜窪通りから五日市街道までの約2,500mの区間について道路を新設します。幅員は36mです（立体交差箇所では一部異なります）。
多喜窪通りから熊野神社通りまでの区間は、2017年3月16日14時に交通開放されました。
| 施行者 | 東京都 |
| 延長 | 約2,500m |
| 幅員 | 36m（4車線） |
| 施行期間 | 2007年11月26日～2027年3月31日 |
| 2020年4月15日現在 | |
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写真等
撮影位置はこの通りです。
熊野神社通り以北が現在も未開放の区間となります。
熊野神社通り～市役所通り間では、交通開放に向けたラストスパートの工事が始まっています。
訪問時行われていた工事は、「街路築造工事（5北北-国分寺3・2・8）」で、2025年2月17日までの予定で、戸田・朝倉・イワヲ建設共同企業体が施工しています。
熊野神社通り～市役所通り間では、このほか
・街路築造工事のうち遮音壁設置工事（5北北-国分寺3・2・8） 日栄・コスモ建設共同企業体
・街路築造工事のうち道路植栽工事（5北北-国分寺3・2・8） 株式会社藤紋
・街路築造工事のうち道路照明設置工事（６北北-国分寺３･２･８） 株式会社サンデン
が契約されています。上記街路築造工事のころ合いを見て現場に入るのではないかと思われます。
※道路照明設置工事については入札不調で1度入札をやり直しています。
これまでこの区間では、排水管や電線共同溝などの埋設物の工事を中心に行われていましたが、今回の工事はいずれも表面の工事で、これら工事でこの区間はほとんど完成形になると見られます。
6月時点では、路盤または路床といったアスファルトの下の部分の築造が進められている状況でした。
今回の工事は市役所通り以南が中心で、以北については含まれていません。
この区間が開通すると、所沢方面へ向かう車が一定数この道から恋ヶ窪駅前を通って府中街道（現道）に行くと思われますが、市役所通りは広いとは言えず、踏切もあり、恋ヶ窪交差点という変則交差点に接続するので、安全性や渋滞は大丈夫なのでしょうか。
市役所通り以北は、今年初めごろまで行われていた電線共同溝設置工事以降は、工事は行われていない模様です。
ただし、2024年度の年間発注予定には「【財】【週休2日工事】街路築造工事（6北北-国分寺3･2･8）」が掲載されており、住所などから五日市街道までの道路整備を行うものと見られます。発注規模も「7億万円以上9億円未満」とデカいです。
雑然とした状態です。
国分寺市役所は来年1月にも新庁舎（西国分寺駅付近）に移転する予定です。
アンダーパス部も現在は工事は行っていない模様ですが、バックホウと土砂が置かれていました。
これまで長いこと工事をしていたのがようやくゴールが見えてきましたね。
撮影日：2024年6月9日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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