練馬区で事業化に向け準備が進められている補助第135号線及び補助第232号線(大泉学園駅南側地区)の現況を見て来ました。
補助第135号線は富士街道から大泉学園駅南口までの約1.2kmの区間で、補助第232号線は学芸大通りから主要区道42号線までの約510mの区間で事業が予定されています。2025年度から現況測量に着手しています。

事業概要
補助第135号線は、練馬区立野町から練馬区大泉学園町七丁目に至る延長約7,000mの都市計画道路です。補助第232号線は、練馬区石神井町一丁目から練馬区南大泉三丁目に至る延長約4,380mの都市計画道路です。
このうち、上記図で示した区間では、整備に向けた検討が進められています。
施行予定者はいずれも練馬区です。補助第135号線の事業予定延長は約1.2kmで幅員15m、補助第232号線の事業予定延長は約510mで幅員16mの道路として整備される計画です。
基本データ
| 補助第135号線 | 補助第232号線 | |
| 施行者 | 練馬区 | |
| 延長 | 約1.2km | 約510m |
| 幅員 | 15m | 16m |
| 事業施行期間 | 未認可 | |
| 2026年3月15日時点 | ||
事業者サイト
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)
補助第135号線

大泉学園駅前のアンダーパスの先の交差点から南側が事業予定区間です。
現在、大泉学園駅と富士街道方面へは、センターラインのない学芸大通りがメインロードとなっていて、バスも運行しています。

航空写真を見てもわかるように、事業予定地は戸建て住宅などが密集しています。
ごく一部にこのような先行して取得した事業用地が見られました。この土地は、かつては月極駐車場だったようです。
説明会資料等によると、2017年度から将来の生活設計等に困窮している地権者等に対し
道路整備の事業化前に用地取得等を行う「生活再建支援制度」を行っているようです。

途中、都営住宅内を通過する計画です。住棟配置などは、都市計画道路が考慮されているようです。
都営住宅内の公園も通過する計画で、樹木が道路予定地に沿って植えられていました。

途中、区立大泉第二中学校を縦断します。後述する、合わせて事業予定の補助第232号線とも学校敷地内で交差する計画です。こうした関係で、道路整備に反対する声が見られます。
練馬区の説明会資料によると、「大泉第二中学校の教育環境保全と大泉学園駅南側地区まちづくりの取組方針」を2025年に策定しています。
それによると、大泉第二中学校は、道路整備後の土地と周辺敷地を一部取得し、建替え整備する計画で、分断された校地は渡り廊下で繋ぐ計画です。また、約200m南側に第二運動場を整備し、部活動などで活用が検討されています。

一部で生産緑地を通過する計画です。
練馬区も都市化によりこうした農地がかなり減ってきました。

ネットで調べると反対運動が出てくる割に、現地でのぼりやビラはあまり見られませんでした。すごいところはもっとあるんですが。

ここでも事業用地が取得されていました。
都市計画道路の区域ではない土地も取得しているようです。
西武バス上石神井営業所の敷地内も通過する計画です。

富士街道のロイヤルホストなどがある交差点が事業予定区間の南端です。
この南側の新青梅街道までの区間も、2016年に策定された『東京における都市計画道路の整備(第四次事業化計画)』で優先整備路線に選定されています。また、その後続計画となる『第五次事業化計画』でも優先整備路線に選定される見通しです。(記事執筆の3月15日時点では案の未公表。年度内策定予定)
補助第232号線

補助第232号線は、学芸大通りから西側が事業予定区間です。
学芸大通りに面するこの土地は、かつて貸しコンテナがあった場所ですが、現在は柵で囲われています。2022年に練馬区土地開発公社が取得したようです。
この東側も、『第五次事業化計画』において、石神井公園駅付近までが優先整備路線に選定される見通しです。
この先で大泉第二中学校の校地を通過する計画です。部活動中で撮影するわけにもいかないので学校付近は飛ばします。

大泉第二中学校の西側も東西方向に道路が整備される計画です。
写真⑩正面では、区立大泉南小学校の南側を通過する計画です。現在はプールなどがある土地です。
大泉第二中学校と比べると通過面積は少なく、説明会資料によると、既に取得している近隣の土地や、区道を活用し、校地の整形化を行い、施設を再構築する計画のようです。

この付近に接続される計画です。
この西側は、『第五次事業化計画』では優先整備路線とはならない見通しです。
写真⑪左側の垣根で囲まれた土地が、練馬区が1992年に取得していた用地のようで、小学校の自然観察園として利用されています。
説明会資料によると、2025年度~26年度にかけて現況測量を行ったのち、2027年度から用地測量を行う方針です。事業認可取得の具体的な年の記載は見当たりません。
撮影日:2026年2月24日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。





コメント