京王線高架化前 車窓風景

京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業の進捗具合を、新宿から帰宅するときに運転台の後ろから見てきました。

京王電鉄京王線(笹塚駅~仙川駅間)連続立体交差事業は、京王線のうち7,225mの区間を連続立体交差させるものです。

2012年10月2日に都市計画変更および都市計画決定され、2014年(平成26年)2月28日に事業着手されました。

連続立体交差は嵩上式(高架化)で行われる予定です。

連続立体交差事業は東京都が主体となり道路事業の一環として行われる都市計画事業です。

増線する複々線は高架の下に地下で計画はされているものの、実現の見通しはわかりません。増線は鉄道会社が全額負担となります。

施行者東京都
延長7,225m
事業期間2014年2月28日~2031年3月31日
構造形式高架方式、掘割方式
解消される踏切数25箇所
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第3号線
施行者東京都
延長約505m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第4号線
施行者東京都
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
2022年3月15日現在
付属街路第5号線
施行者東京都
延長約150m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2023年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第6号線
施行者東京都
延長約895m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第7号線
施行者東京都
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
2022年3月15日現在
付属街路第8号線
施行者東京都
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
2022年3月15日現在

付属街路第9号線(東京都施行範囲)
施行者東京都
延長約450m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第9号線(世田谷区施行範囲)
施行者世田谷区
延長約35m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2023年3月31日
認可看板
2014年2月28日現在
付属街路第10号線
施行者東京都
延長約120m
幅員6~14.5m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第11号線
施行者東京都
延長約565m
幅員6~19m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第12号線
施行者東京都
延長約145m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第13号線
施行者東京都
延長約430m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2031年3月31日
認可看板
2022年3月15日現在
付属街路第14号線
施行者東京都
延長約305m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2025年3月31日
認可看板
2021年3月16日現在
付属街路第15号線
施行者東京都
事業施行期間2014年2月28日~2025年3月31日
2021年3月16日現在
付属街路第16号線
施行者東京都
延長約405m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2025年3月31日
認可看板
2021年3月17日現在
付属街路第17号線
施行者東京都
延長約115m
幅員6m
事業施行期間2014年2月28日~2025年3月31日
認可看板
2021年3月17日現在

※付属街路第14号及び第15号は、2021年3月16日に、事業施行期間が2023年3月31日までから2025年3月31日まで延伸されました。
※付属街路第16号及び第17号は、2021年3月17日に、事業施行期間が2023年3月31日までから2025年3月31日まで延伸されました。
※都市高速鉄道第10号線(本体)及び付属街路第3号線~第13号線(東京都施行分)は、2022年3月15日に、事業施行期間が2023年3月31日まで2031年3月31日まで延伸されました。


この枠内の情報は随時更新されます。記事本分の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

笹塚駅からスタート。右に見えるのは笹塚駅の折り返し設備で、京王新線の分岐点です。実質都営新宿線の終点のようになっています。

笹塚駅を含めた初台駅~代田橋駅間は既に高架化・地下化されています。これは1972年度(昭和47年度)~1984年度(昭和59年度)に連続立体交差事業が行われたためで、環七通りなどを立体交差で越えます。

このあたりから高架区間に入るものと思われます。

代田橋駅。各駅停車のみとまる駅です。現在は対面式ホームですが、高架化後は島式ホームになるそうです。笹塚駅の折り返し設備のふくらみを考慮する形でしょうか?

代田橋駅より。左の塀は水道局和田堀給水場です。

明大前駅。井の頭線との乗換駅です。すべての列車が止まる駅ですが、京王線のホームは2つと狭さを感じます。高架化後は2面4線と増え、緩急接続が可能になるようです。

ところどころで用地取得が進んでいるようです。

下高井戸駅。東急世田谷線との乗換駅です。計画図をみると営業線の真上にホームを構築するようです。世田谷線の高架化はありません。

下高井戸西側の踏切。「開かずの踏切」として知られていますね。

桜上水駅。車庫もある駅です。高架化後もホームの数は維持。車庫線も高架化するようですが、規模も維持されるのでしょうか?気になります。

右に見えるのが車庫。

上北沢駅。島式ホームの駅です。高架化後も島式ホームとなるようですが、駅の位置が若干南側(左側)に移動するようです。

上北沢駅を超えると高架区間に入ります。これは1968年度(昭和43年度)~1970年度(昭和45年度)に高架化がなされたためで、環八通りを越えます。これから実施される高架化はこの高架橋を流用するそうです。

八幡山駅は真ん中にホーム、そしてホームを囲むように通過線が配置されています。駅の西側には電留線がありますが、どうなるでしょうか?

芦花公園駅。急カーブにあります。この駅舎新しいですよね。

千歳烏山駅との間で「みどりの京王線」とすれ違いました。

千歳烏山駅。世田谷区の京王線の玄関口です。先のダイヤ改正で準特急が停車するようになりました。(私の周りでは評判が良くないですが)高架化後は2面4線となるようです。駅前広場も同時に着手しています。

仙川駅手前で高架は終了予定。仙川駅は掘割構造の駅です。

今回は電車の中から記録しただけですが、機会があれば歩いて町並みも記録したいと思います。

撮影日:2016年9月17日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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