京王線連続立体交差事業(高架化)に伴い工事が行われていた、芦花公園駅~千歳烏山駅間の付替道路Jの工事がおおむね完了し、交通開放されていました。
今回交通開放されたのは上図で示した区間です。
この区間は線路沿いに道路があり、その道路の位置に鉄道高架ができる計画となっています。
このため、現在の道路を南側に移設する必要があり、「付替道路J」として工事が行われていました。
工事は10月1日より、北陽建設株式会社が「地先道路築造工事(付替道路Jその1)【南烏山二丁目26番先】」として2月15日までの予定で施工していました。
12月21日現在も工事の看板は設置されており竣工はしていないのかもしれないですが、工事が行われていた道路は開放されています。
開放された道路は幅4mで、必要最低限の幅となっています。
左側の道路がこれまでの道路(旧道路)で、右側が今回完成した道路です。
旧道路は12月21日現在は通行可能でしたが、そのうち通行できなくなるものと思われます。
いずれは旧道路の位置に鉄道の高架ができます。
こうした付替道路や付属街路は、千歳烏山駅付近、桜上水駅付近、代田橋駅付近でも順次工事が行われています。
芦花公園駅~千歳烏山駅間での完成は今回は初となりました。
今回の記事の内容とは少し異なりますが、最後の写真右奥のマンション(OZ南烏山)が解体工事中です。
不動産サイトによると1990年築だそうです。鉄道高架化予定地とは重なっていないように見えるのですが、築年数もそれほど古くないですし、どういう目的で解体しているのか気にしているところです。
撮影日:2020年12月21日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
コメント