登戸土地区画整理事業 向ヶ丘遊園駅北口広場で上屋設置進み降車バス停移設 2025.8

川崎市多摩区で事業が行われている登戸土地区画整理事業のうち、向ヶ丘遊園駅北口広場の整備状況を見て来ました。

広場の整備工事の進捗に伴い、2025年8月24日から降車バス停が改札口前に移設となりました。

あまりの暑さのため、この土地区画整理事業の他の場所は見られていません。

事業概要

登戸土地区画整理事業川崎市多摩区で事業が行われている土地区画整理事業です。周辺には南武線・小田急小田原線の登戸駅や向ヶ丘遊園駅があります。

施行者は川崎市、1988年3月に都市計画決定、1988年9月に事業計画決定を行い、現在も事業が続けられています。

施行者川崎市
施工面積約37.2ha
事業施行期間1988年9月16日~2026年3月31日
2020年9月17日現在

この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。

写真等

登戸駅・向ヶ丘遊園駅周辺では、川崎市施行の登戸土地区画整理事業が行われています。同事業により、向ヶ丘遊園駅北口広場の整備工事も行われているところです。

現在行われている工事は、「向ヶ丘遊園駅前広場整備(3期)工事」で、2026年3月31日までの予定で、長栄・清生共同企業体が施工しています。

これまで1期工事・2期工事で、広場の半分ずつの仮整備を完了していて、今回の3期工事では、バス停上屋の設置工事(建築)と、広場の本整備(土木)を行う予定です。

広場の全景

バス停上屋は、現3番乗り場側から反時計回りに設置工事を進めてきていて、最近まで小田急線の線路沿い部分の工事を進めていました。
今回、小田急線の線路沿いのバス停上屋の設置も完了し、予定していた全体での上屋設置が完了しました。

こうしたことから、2025年8月24日初便からバス降車場が変更となり、新しい降車場は改札前となりました。乗車バス停は変更されていません。

向ヶ丘遊園駅北口改札前

バス停上屋は、駅舎に接続する形で設置されました。柱の色合いなどは、駅舎部材と近い色になっています。

改札前には案内サインも設置されましたが、現在はブルーシートで被われています。

タクシー乗り場予定地

新しい降車バス停の東側は、将来的にタクシー乗り場となるようですが、現時点でタクシー乗り場の変更はされておらず、アトラスタワー西側の仮乗り場が引き続き使われています。

降車バス停だった場所

これまで降車バス停だった場所(マツモトキヨシ側)は、将来的には一般車乗降場として整備されるようですが、現時点ではそういった案内はされていません。こちら側には上屋は設置しないようです。

車道部は全体的に半たわみ性舗装とするようです。既にGINZA FOREST側は半たわみ性舗装となっていますが、残り部分はこれから施工とするのでしょう。乗り場の変更はこうした工事が完了後になるでしょうか?

歩道舗装はストリートプリント(ステンシルボンド)による着色がされています。
透水性アスファルトに着色していて、空隙が目立ってあまりよく見えません。

広場周辺では、高層マンション「パークタワー向ヶ丘遊園」などの建築工事も進んでいます。


区役所通り登栄会商店街

向ヶ丘遊園駅北口から区役所方向に伸びる道路「区役所通り登栄会商店街」で行われていた舗装工事は完了したようです。

かつてはバス通りだったこの道路も、一方通行化して車道を3mに狭める工事が行われました。

もう少しコミュニティ道路らしく蛇行するのかなと思ったんですが、意外とまっすぐですね。

撮影日:2025年8月24日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。

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