東久留米市で事業が予定されている東村山3・4・13号練馬東村山線(第3工区)の着手前の状況を見て来ました。
東久留米市のウェブサイトによると、2023年9月27日に事業概要及び測量説明会が開催され、説明会資料では2024年度中の事業認可取得予定とされていましたが、結局認可取得はされませんでした。

事業概要
東村山3・4・13号練馬東村山線は東久留米市学園町二丁目から東村山市秋津町三丁目に至る延長約7,000mの都市計画道路です。このうち、上記で示した区間では道路を新設する事業の準備を行っています。
2023年9月27日には事業概要及び測量説明会が開催されました。資料によると、2024年度中の事業着手を目指しているとのことです。
基本データ
施行予定者 | 東久留米市 |
予定延長 | 510m |
幅員 | 16m |
事業施行期間 | 未着手 |
2025年3月23日時点 |
最近の発注状況
工事 | ||
---|---|---|
発注年度 | 工事名称 | 受注者 |
未着手 |
委託 | ||
---|---|---|
発注年度 | 委託名称 | 受注者 |
※これ以前は情報収集していません | ||
2023年度 | 5~6.東村山都市計画道路3・4・13号線(第3工区)測量・事業認可申請図書作成業務委託 | 株式会社大輝 |
周辺の道路
周辺では他にも道路整備が進められており、この区間は第3工区として位置づけられています。他の区間については下記リンクからご覧ください。
この枠内の情報は随時更新されます。記事本文の情報と枠内の情報に時間的差異が生じる場合があります。
写真等

撮影位置はこの通りです。(周辺のGoogleマップ)

事業予定区間の南側です。
ここから東久留米駅側と東久留米総合高校側は既に第2工区として事業中で、既に用地取得された土地には防草シートが敷かれています。
このほか、東久留米総合高校側は第1工区が事業中です。

事業区間周辺は戸建て住宅と農地が混在している土地利用状況です。

農地の一部は生産緑地等に指定されているようです。
なお、この整備予定の道路とほぼ平行する小山通りは、幅員6m程度の歩道のない狭い道路ですが、抜け道利用が多く危なく感じました。

事業区間北端の水道道路です。
厳密にはこの交差点よりも少し東側のようです。このことから北端部分は変則的な接続方法となってしまいますが、ここから北側は新座市になります。
このことから、東久留米市から新座市にあてて良好な接続のための要請があったようで、新座市議会2024年第1回定例会で下記のような市長答弁がありました。
練馬東村山線の接道についてのご質問でございます。ご答弁申し上げます。東村山都市計画道路3・4・13号練馬東村山線は、東久留米市学園町二丁目から東村山市秋津町三丁目までを結ぶ幅員16メートルの広域幹線道路でございます。そのうち、ご質問の第3工区につきましては、東久留米市が令和6年度の事業認可取得を目指して準備を進めています。このような中、令和5年11月20日付で市道第12号線、練馬東村山線の整備について、富田東久留米市長から要望がございました。現在、課題の抽出や対応方針などの検討を進め、行っております。地域住民や関係地権者には、まだ説明を行っていない状況でございます。今後におきましても、引き続き庁内関係部署との調整を進めるとともに、東久留米市をはじめとする関係機関や関係地権者の皆様と適宜情報共有を図るなど、密な連携の下、より最適な方策を検討していきたいというふうに思っております。いましばらく東久留米市と連携を図りながら進めていきたいと思いますので、お時間をいただきたいと思います。
新座市議会 令和 6年第1回定例会-03月18日-09号

新座市内も清瀬駅方面に向けて都市計画道路は存在します。現状2車線で片側に歩道がある道路を、拡幅するような線形です。
交差点部分のみの整備になるのか、新小金井街道まで拡幅整備するのかは現時点では不明です。
現状は制限速度20km/hと幅員に対しては異様に低い設定があるほか、右折レーン等は整備できない幅員なので、拡幅整備できるならした方がよいような気がしますね。
撮影日:2025年3月30日 記載内容は執筆日または撮影時のものです。変更があった場合も追記できていない場合があります。
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